妊婦は外食しない方がいいの?【妊娠中の外食の注意点】
「妊娠中に外食はしない方がいいの?」
「妊婦が外食するときの注意点ってある?」
妊娠中は、食事に気を遣いますが
外食では気を付けることがあるのでしょうか?
この記事では
妊婦さんが外食(がいしょく)すると危険なのか?
妊娠中に外食するときの注意点などについても
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦が外食すると危険?
結論から言いますと
妊婦さんは外食してもOKです。
外食するときの注意点もありますが、
毎日家で自炊しないといけないわけではありません。
時には、楽をしたい時もありますし
家で作るのは大変な料理だって食べたいですよね。
むしろ赤ちゃんが生まれてからだと、おしゃれな店や静かなお店には行きづらかったり、入店を断られることもあります。
妊娠している間に、友達や家族と
外食を楽しんでおくといいかもしれません。
外食、インスタント、加工食品
栄養表示を見て選びましょう
絶対食べてはいけないわけではありませんが、きちんと選ぶことが大切です。
インスタント食品や加工食品は、塩分や脂肪が多いものが少なくありません。
商品に記載されている栄養表示を見て選択しましょう。引用:妊娠中・産後のママのための食事BOOK(厚生労働省)
妊婦が外食するときの注意点【妊娠中の外食の注意点】
妊婦さんが外食するときには、
家と違って周囲に色々な人がいるので
お店を選ぶときにも注意点があります。
- 受動喫煙
- 体温調節
- 食べる物に気を付ける
- 立食は控える
これらの注意点について
次で解説していきます。
妊娠中の受動喫煙に注意【妊婦が外食するときの注意点】
妊娠中に外食するときのお店選びでは
できるだけ禁煙のお店にしましょう。
喫煙できるお店お場合だと、他の席から
流れてきた煙を吸ってしまいます。
受動喫煙は赤ちゃんへ悪影響が出ると
考えられているので、注意しましょう。
妊娠中の体温調節に注意【妊婦が外食する時の注意点】
妊娠中は体が冷えやすく、冷えると
むくんだりお腹が張ったりすることがあります。
外食で出入口付近に座ってしまい、
とても寒かったという経験ってありますよね。
また外食だと、他にもお客さんがいるので
温度を上げてほしいとお願いしても
断られてしまうことがあります。
妊婦は羽織やブランケットを用意するなど、
体を冷やさないような対策をしておきましょう。
妊娠中の食べる物に気を付ける【妊婦が外食するときの注意点】
妊娠中は、食べる物にも制限がかかります。
ローストビーフや生ハム、刺身や
レアのステーキ、ティラミスなど
妊婦は控えた方がよい食べ物を
注文しないようにしましょう。
また、コーヒーや紅茶を飲みすぎると
カフェインの過剰摂取が心配です。
○英国食品基準庁(FSA)
2008( 平成20)年に、妊婦のカフェイン摂取に関して新たな助言を公表しています。妊婦がカフェインを摂り過ぎることにより、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとし、以前は300 mg を上限とすることが望ましいとしていましたが、新たな助言においては、妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)、に制限するよう求めています。また、高濃度のカフェインは自然流産を引き起こす可能性があることを示す証拠があるとしています。
出典:食品に含まれるカフェインの過剰摂取について(厚生労働省)
外食する日の朝などは、コーヒーや
緑茶、紅茶などカフェインを取らないようにするなど工夫しましょう。
妊娠中の立食は控える【妊婦が外食するときの注意点】
妊娠中に参加する機会は
あまりないかもしれませんが、
立食パーティーなどは体に負担がかかります。
立ち続けると、お腹が張ったり
むくんだり、何より疲れますよね。
妊婦さんは、立食のお店などは
選ばないようにしましょう。
最後に
妊婦さんが外食すると危険なのか、
妊娠中に外食するときの注意点などについて
なるべく簡単にわかりやすく解説していきました。
毎日外食してしまうと味付けが濃い料理も多く、妊娠高血圧症候群などを引き起こす場合があります。
でも気分転換やリフレッシュ、家事を休みたいときに活用することも大切です♪
この記事が少しでも
妊婦さんたちのお役にたてばうれしいです(*^^*)