なぜ臨月(妊娠後期)はむくみがひどい?【原因や症状をまとめました】
「妊娠後期になってから浮腫みがひどい…」
「臨月(りんげつ)にむくむのはどうして?」
妊娠中には体に様々な変化があります。
臨月(妊娠後期)に体がむくむ人が多いのは
体にどのような変化があるからなのでしょうか?
この記事では
なぜ臨月(妊娠後期)はむくみがひどい?
むくみの原因や症状などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
臨月(妊娠後期)はむくみがひどくなる?
妊娠後期とは妊娠8ヶ月(28週)から
10か月(39週6日)をいいます。
臨月は、さらに後の
妊娠36週0日~妊娠39週6日の
期間を言います。
この頃から、特にむくみやすくなった…と
悩む妊婦さんも少なくありません。
臨月(妊娠後期)のむくみの原因
浮腫みとは体の中の余分な水分や
老廃物が溜まって現れる現象です。
妊娠に限らず、男性よりも女性の方が
むくみは起こりやすく、次のような生活習慣が
原因でむくんでしまうことが多いです。
- 塩分の摂りすぎ
- 運動不足
しかし妊婦さんの場合は、
生活習慣だけでなく妊娠中ならではの
身体の変化も大きく関係しています。
- 血液量が増える
- お腹が大きくなる
これらのムクミの原因について、以下で解説していきます。
血液量が増える【臨月(妊娠後期)のむくみの原因】
妊娠中は
特に赤ちゃんに届ける血液量が増えて、
体内の水分量が増えることが原因で
むくみやすくなります。
血液量は、妊娠34週頃には
通常時の約1.5倍にまで増加します。
またホルモンの影響で、体内の
水分量と血液量のバランスが崩れることも
妊娠後期や臨月の浮腫みの原因につながっています。
お腹が大きくなる【臨月(妊娠後期)のむくみの原因】
臨月になると赤ちゃんが大きくなり、
子宮や周辺の臓器が圧迫されます。
そのことから下半身の血行が悪くなり、
さらにむくみやすくなると言われています。
臨月(妊娠後期)のむくみの症状
臨月(妊娠後期)の浮腫みには
どのような症状が多いのでしょうか。
- 足がむくみやすくなる
- 起きた時に手がむくむ
- 眼が開けにくくなることも
これらの症状について以下で解説していきます。
足がむくみやすくなる【臨月(妊娠後期)のむくみの症状】
妊娠後期から臨月にかけてのむくみは
特に足に症状が出やすいです。
理由は子宮の圧迫によって、
下半身の血流が悪くなるからです。
今まで履いていた靴やサンダルが
入らなくなったりする人も多いです。
また浮腫みによって
手足の神経が圧迫されて、しびれを感じることもあります。
起きた時に手がむくむ【臨月(妊娠後期)のむくみの症状】
足と同様、手も末端部分なので
臨月や妊娠後期にむくみがちになります。
お腹が大きい妊娠後期以降は
横向きに寝ることが多くて
寝返りもうちづらくなります。
そうすると、体の下側の腕が
長時間圧迫されやすいんです。
そのため、朝に手がむくんだり
痺れたりする妊婦さんもが多いです。
眼が開けにくくなることも【臨月(妊娠後期)のむくみの症状】
臨月や妊娠後期には
顔がむくむ妊婦さんもいます。
手と同様に、顔は朝にむくみやすいようです。
理由は、体に溜まっていた水分が
寝ている間に顔に流れていくからと
考えられています。
顔の浮腫みは
まぶたが腫れぼったくなったり、
目が開けにくくなることなどがあります。
最後に
なぜ臨月(妊娠後期)はむくみがひどい?
むくみの原因や症状などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!