なぜ臨月(妊娠後期)は眠いのか?【眠気の原因をまとめました】
「妊娠後期になってからすごく眠い…」
「臨月(りんげつ)に、ねむいのは異常なの?」
妊娠中には体に様々な変化があります。
臨月(妊娠後期)に眠くなる人が多いのは
体にどのような変化があるからなのでしょうか?
この記事では
なぜ臨月(妊娠後期)は眠いのか?
臨月(妊娠後期)の眠気の原因について
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
臨月(妊娠後期)は眠くなる?
妊娠後期とは妊娠8ヶ月(28週)から
10か月(39週6日)をいいます。
臨月は、さらに後の
妊娠36週0日~妊娠39週6日の
期間を言います。
この頃から、眠気が増した…
いくら寝てもねむい…と感じる
妊婦さんも多くいらっしゃいます。
なぜ臨月(妊娠後期)は眠い?
なぜ妊娠後期から臨月にかけて
眠くなるのでしょうか?
考えられている原因は次の2つです。
- プロゲステロンの分泌
- エストロゲンの分泌
- 体への負担
これらの原因について以下で解説していきます。
プロゲステロンの分泌【なぜ臨月(妊娠後期)は眠い?】
臨月や妊娠後期に眠くなるのは、
妊娠初期や中期からも分泌されている
ホルモンの影響があります。
妊娠すると多量に分泌される
プロゲステロンは、妊娠を維持したり
乳腺を発達させるなど妊娠中に
欠かすことのできないホルモンです。
しかしプロゲステロンには
眠気やだるさが出る作用もあるのです。
エストロゲンの分泌【なぜ臨月(妊娠後期)は眠い?】
妊娠後期から特に臨月に入ると
エストロゲン(卵胞ホルモン)が
より多く分泌されると言われています。
このエストロゲンはプロゲステロンとは
反対で眠りを抑制する作用を持っています。
このエストロゲンの作用によって、
寝つきが悪くなり、睡眠が浅くなってしまい
日中、眠気に襲われる妊婦さんもいます。
体への負担【なぜ臨月(妊娠後期)は眠い?】
妊娠後期から臨月に入ると、
出産も近づいていることから胎児も
かなり大きくなってきています。
この頃は、お腹が大きく重くなることで
お腹の張りや胎動、頻尿、腰痛などの
症状が起こりやすくなります。
その影響から
夜中に何度も目が覚めることが増えて、
睡眠不足になる妊婦さんが多いんです。
そして夜眠れないことが原因で
日中眠くなると考えられています。
最後に
なぜ臨月(妊娠後期)は眠いのか?
臨月(妊娠後期)の眠気の原因について
なるべくわかりやすく解説していきました。
妊娠後期(臨月)に眠くなる人は多いです!
自分だけかも?と心配になる必要はありません。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!