幼児食(ようじしょく)とは?いつからいつまで?【意味や期間をわかりやすく解説】
「幼児食っていつからいつまで?」
「幼児食は離乳食とは違うの?」
離乳食という言葉はよく耳にしますが
幼児食については、よくわからない人も
多いのではないでしょうか?
この記事では
幼児食(ようじしょく)とは何か?
幼児食の意味や期間などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
幼児食(ようじしょく)とは?
幼児食(ようじしょく)とは、
離乳食を卒業した子どもたちに
与える食事のことをいいます。
離乳食を卒業した子どもが、すぐに
大人と同じ食事をとれるわけではありません。
乳幼児は大人と違って噛む力が弱く、
消化機能もまだ未熟です。
離乳食の次なるステップとなるのが
「幼児食」と呼ばれるものなんです。
幼児食(ようじしょく)はいつからいつまで?
では、幼児食(ようじしょく)は
いつからいつまで子どもに与えるのが
適しているのでしょうか?
幼児食(ようじしょく)はいつから?
幼児食は、歯の生える時期を
スタートの目安にします。
離乳食を卒業する1歳半頃には
奥歯が生えてくるので、奥歯を使って
少しずつ食事をとることができていきます。
また次の行動もできるようになっていたら、
幼児食を始めても問題ないといえます。
- 1日3回の食事リズムに慣れている
- 自分で食べようとする
- 食べ物をすりつぶすような噛み方ができている
- お水をコップから飲むことができる
離乳食の開始時期に個人差があるように、
幼児食も子どもの成長に合わせて行いましょう。
決して無理強いはしないようにしてくださいね。
幼児食(ようじしょく)はいつまで?
幼児食(ようじしょく)は、一般的に
5歳頃までを目安に卒業するようです。
特に決まりはありませんので、
子どもの成長に合わせて卒業しましょう。
幼児食(ようじしょく)を与える時の注意点
ここでは
幼児食(ようじしょく)を与える時の
注意点をいくつか紹介します。
- 固さは歯の生え具合に応じる
- 食べる量も子どもに合わせて
- 薄味にする
- 栄養への配慮も
- 塩分、糖分、油分は控えめに
特に辛いものやショウガ、にんにく、
ネギなど刺激の強い食材は内臓に
強い負担がかかるので、控えましょう。
ほかにも強い塩分や糖分、油分などの多い
食事も、内臓に負担をかけるだけでなく
生活習慣病を招くリスクが高まります。
味付けは、大人と一緒だと濃すぎるので
基本的には素材そのものの甘味や旨味を
感じてもらえるように、薄味にしましょう。
また旬の材料を取り入れて、多彩な
食材を楽しめるような工夫も大切ですね。
最後に
幼児食(ようじしょく)とは何か
幼児食の意味や期間などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。