この「成る程」の語源は「成る」と「程」です。
- 「成る」の意味:実現する
- 「程」の意味:限界
成る程(なるほど)の語源や由来をたどると
室町時代にまでさかのぼることになります。
現在だと、「確かに」と納得するときに
「なるほど」という言葉を使用しますが
昔はその意味で使用されていませんでした。
「成る程」は室町時代に登場する言葉。
この「成る程」の語源は「成る」と「程」です。
- 「成る」の意味:実現する
- 「程」の意味:限界
当時は「成る程」というと
「できる限り」を意味しました。
1680年(江戸時代)の作品である
囃物語(はなしものがたり)の中でも
そういった意味で「成程」がでてきます。
居の地をお助け下され候はば、成程面白所を語って聞かせませう
引用:囃物語
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「出来る限り」「なるべく」「なるたけ」。
昔はこれらの意味を表現する言葉として
「なるほど」という言葉は使われましたが
時代とともにその意味は変化していきます。
「なるほど」の意味は
「確かに」や「本当に」に変化していき
そして相手へ同感の気持ちを伝える言葉、
たとえば「なるほどその通り」のように
使われ方が変化していき現在に至ります。
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