武田信玄の家紋の意味や由来【武田菱の読み方や種類について】

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全面刺繍 ベルクロワッペン 武田信玄 家紋 四割菱 武田菱 A0011

武田信玄は、現代の日本史ファンから
とても人気が高い戦国武将の一人です。

 

そんな武田信玄が使用していた家紋は
どのようなものだったのでしょうか?

 

この記事では
武田信玄の家紋の意味や由来だけでなく
武田菱の読み方や種類も紹介します。

武田信玄の家紋について

戦国人物伝 武田信玄 (コミック版日本の歴史)

武田信玄の使っていた家紋は
菱紋(ひしもん)」です。

そして、武田信玄が使用した家紋(菱紋)は
武田菱(たけだびし)」と呼ばれています。

ひし形4つをひし形に組み合わせたもので
角張った形が印象的な幾何学的な文様が
特徴で日本では珍しい形です。

 

菱紋の意味

一般家紋蒔絵シール 66.武田菱/GD

全国の武田家が、
この
菱紋を使用していることでも
広く知られている家紋です。

菱紋について、日本中の武田家の結束を
アピールする狙いがあったと言われています。

 

しかし
よく見ると白線の太さが少し違うなどして
すべてが武田菱とは限りません。

これらは主に武田氏の分家が、本家に
遠慮をして違う形を使用したと考えられています。

  • 三階菱
  • 松笠菱
  • 地黒菱

細かい分類に分かれています。

菱紋は300種類以上にアレンジされています。

 

なお武田菱は
商標登録されている為、許可がないと使えません。

 

菱紋の由来について

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菱紋の由来としては、
植物の菱の実や葉の形から
きているとされています。

 

菱文様は、古く平安時代後期から
様々なところで使用されています。

正倉院の宝物、染織物、木工品などにも用いられています。

 

武田菱の由来について

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武田菱の由来として一つは、
武田家の「」の字をとったという説。

もうひとつは、
武田氏の祖・清和源氏一族である
源義光が着用した「楯無(たてなし)の鎧」に
ついていたのがこの菱紋であったという説です。

 

 

源義光が1050年の前九年の役
で勝利を住吉神社に祈願した際に、
ご神託によって武田家が鎧を賜ったそうです。

楯無の鎧の裾に菱紋がついていたことから
武田家の家紋にも使用し始めたと考えられています。

 

菱紋の種類について

仏具家紋 丸二四ッ割菱

武田氏は、菱紋について
いくつかの種類を用いていました。

  • 四割菱(よつわりびし)
  • 花菱

武田菱の意味について、武田氏は
割菱ほかに花菱も用いました。

花菱は、
裏紋または控え紋として使用していて、
女性などが優しさを表すためだといわれています。

 

菱紋を天皇家でも使っている!?

蒔絵調立体家紋シールDX 武田菱(066) 家紋ステッカー

天皇陛下の一般参賀で
この武田菱と同じ紋章が
掲げられているのをご存知ですか?

ただ、これは武田家の家紋と
同じという意味ではありません。

 

実はこの紋章は、
均整の取れた美しいデザインなので
古くから天皇家でも愛用されていたのです。

平安時代では御簾の縁などに
描かれている文様でもあります。

 

最後に

家紋ストラップ紫 武田菱 21ミリ

この記事では
武田信玄の家紋の意味や由来だけでなく
武田菱の読み方や種類も紹介しました。

 

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