東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)は
東京都千代田区富士見二丁目にある神社です。
この記事では
東京大神宮の歴史だけでなく
観光での見どころについて
わかりやすく解説していきます。
東京大神宮の歴史をわかりやすく簡単に
東京大神宮の歴史はじつは浅く
起源は明治時代ごろとなります。
なぜなら、東京大神宮は「伊勢神宮」の遥拝殿として新しく建てられた神社だからです。
※遥拝殿=遥か彼方から拝む為の建物
三重県伊勢市の「伊勢神宮」は
古い歴史を持ち、現在においても
全国から多くの参拝者が訪れます。
お伊勢参りがブームになった江戸時代から、関東に住む人たちにとっても伊勢神宮は、「一生に一度は、訪れたい場所」と願う場所になったそうです。
そこで明治政府は、東京にいながらも″お伊勢参り″ができるように、「伊勢神宮」の遥拝殿として明治時代の1880年に東京・日比谷に前身となる神社を創建します。
これが東京大神宮の起源となるストーリーです。
豆知識ですが、当時は場所が日比谷だったことなどから、「東京大神宮」ではなく「日比谷神宮」や「日比谷皇大神宮」と呼ばれました。
しかし1923年の関東大震災を受けて社殿が焼失した為、飯田橋へ移転。
戦後は「東京大神宮」と改名をして、創建から130年以上の間、多くの人に親しまれてきます。
また、東京大神宮は日本で初めて「神前結婚式」が執り行われた神社としても有名です。
今では縁結びの神社として、日々多くの女性が参拝に訪れています。
東京大神宮の見どころとは?観光前に要チェック!
ここでは
東京大神宮の見どころを
紹介していきます。
観光前に要チェックです!
縁結びの神社【東京大神宮の見どころ】
東京大神宮では主祭神に天照大御神(アマテラスオオミカミ)をお祀りしています。
また豊受大神、倭比賣命の女神様や高御産巣日神、神産巣日神など「結び」の神様も祀られいることから、より恋愛成就や縁結びのパワーを授かることができるといわれています。
さらに、東京大神宮では40種類ものお守りがありますが、半分近くは縁結びや恋愛成就のお守りということで、縁結びの御利益が期待できますね。
飯富稲荷神社【東京大神宮の見どころ】
神門の脇にひっそりと
飯富稲荷神社が鎮座しております。
祀られているのは、土地の守護神
大地主大神(オオトコヌシノオオカミ)です。
実は、飯富稲荷神社が境内で
一番のパワースポットともいわれていて
土地とその本殿を守る神様ということで
こちらの参拝もぜひお忘れないように!
最後に
この記事では
東京大神宮の歴史や見どころについて
なるべくわかりやすく簡単に解説しました。
日本の神社の歴史に興味のある方や
これから東京大神宮を観光予定の方にとって
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。