「束の間(つかのま)」の語源や由来は何?

「束の間」の語源や由来をたどると
なんと奈良時代までさかのぼります。

 

日本で1番古い和歌集である万葉集の中で
「つかのあひだ」という言葉がでてきます。

「束の間」の「束(つか)」とは
長さの単位を差す言葉でした。

例えば、8束や10束のように使用し
1束の長さは一握りくらいの幅なので
だいたい指4本分くらいの幅となります。

あの古事記でも以下のように
束の単位が使用されています。

  • やつかひげ(八束鬚)
  • とつかつるぎ(十束剣)

 

「束の間」の意味の由来については
「一握り分の幅くらい短い長さ」という
たとえからきていると考えられています。

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