和倉温泉(わくらおんせん)は
石川県七尾市にある温泉です。
全国有数の高級温泉街として知られています。
この記事では
和倉温泉の歴史だけでなく
周辺の観光スポットも紹介していきます。
和倉温泉の歴史について
和倉温泉の歴史は古く
開湯1200年とされています。
さらに一羽の白鷺(シラサギ)によって
湯泉が発見されたという伝承があります。
平安時代の806~809年頃に
温泉が湧き出た後、地殻変動によって
沖合60mの海中に湧き口が移動します。
それから時代が流れ、1046~1053年頃
和倉に暮らしていた漁師夫婦によって
湯脈が発見されたといわれています。
七尾湾の沖合で傷ついた足を癒す白鷺を見つけ、
近づいてみると、そのあたりから温泉が湧き出ていたという言い伝えが残っています。
和倉温泉周辺の観光スポットとは?
ここでは
和倉温泉周辺の観光スポットを
紹介していきます。
のとじま水族館【和倉温泉周辺の観光スポット】
「のどじま水族館」は、
能登半島近海に回遊する魚を中心に、
約500種もの海の生物を見ることができます。
日本海側初の展示となるジンベイザメが
悠々と泳いでいる姿は迫力があって見ものです。
他にもイルカ・アシカのショーや
生き物とのふれあいコーナー・えさやり体験など
子どもから大人まで誰もが楽しめる水族館です。
わくら朝市【和倉温泉周辺の観光スポット】
「わくら朝市」は、
日曜日の朝7:00~11:00に
「総湯」前の広場で開催されています。
賑わう市場で、直接朝採れた野菜や果物、
特産品などのお土産が扱われています。
年始3ヶ日に係る日曜日はお休みですが、
それ以外の日曜日の朝は基本的に開催しています。
観光の際には、少し早起きして行ってみるのはいかがですか?
石川県能登島ガラス美術館【和倉温泉周辺の観光スポット】
「石川県能登島ガラス美術館」は
能登島にあるガラス細工の美術館です。
1991年に開館した美術館で、
ひときわ目を引く珍しい
宇宙の形をしているのが特徴的です。
世界各国の現代ガラス作家の
造形作品を多く展示しています。
なかにはピカソやシャガールなど
20世紀の芸術家の案のもとベネチアで作られた作品、
中国清朝時代の歴史的作品も並んでいます。
定期的に展覧会が開催されたり、
ガラスを身近に楽しめるガラスワークショップも多数企画されています。
最後に
この記事では和倉温泉の歴史、
周辺の観光スポットも紹介しました。
温泉の歴史に興味のある方や
これから和倉温泉へ行く方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。