「もしもし」の語源は「申し申し(もうしもうし)」です。
※「申し」:動詞「申す」が変化した言葉
現在でも、なにか言うときとかに「もの申す」とか「申す」って使われますよね💡
1687年(江戸時代)の作品である武道伝来記でも「申し」が登場します。
これ、申し、とどめはこなた様にさし給へ
武道伝来記
↑「もしもし」に近い意味で
「申し」が使用されています。
このように「申し」単体でも
呼びかけに使われていました。
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豆知識ですが、近世の日本では
「もうしもうし」ということもあれば
「もしもし」ということもあったそう。
※近世(きんせい)とは、日本の場合だとだいたい安土桃山時代から江戸時代までの期間を指します
「もうし」よりも「もし」の方が
少し砕けた印象だったとされています。
昔は仲の良い友達には「もしもし」を使って、目上の人には「もうしもうし」といってたのかもしれませんね💡
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