福岡城(ふくおかじょう)は
福岡県福岡市中央区のお城です。
福岡城はどんなお城だったのか?
城主は誰だったのか?
この記事では
福岡城の歴史や城主だけでなく
観光での見どころについても
分かりやすく解説していきます。
福岡城の歴史について
福岡城の歴史は
江戸時代にまで遡ります。
関ヶ原の戦いで戦功をあげた
黒田長政が福岡に移封し、
福岡藩初代藩主となります。
そこから長政は7年の歳月をかけ
大規模の平山型の城を築城します。
1607年、黒田長政は
福岡城の城主となります。
鶴が羽ばたく姿に似ていることから
「舞鶴城」とも呼ばれています。
天守台をはじめ、本丸・二の丸・
三の丸と櫓47層、城門10か所がある
壮大なお城となります。
その後も
二の丸御殿や西の丸御殿の増築など
数度の改修が行われ、福岡城は
黒田家12代、270年の居城となりました。
明治時代に入り1873年
廃城令が出され、建物の多くが
解体・移築されてしまいます。
1957年、内堀に囲まれた約48㎡が
国の史跡に指定されました。
他にも多聞櫓、二の丸南隅櫓は
国の重要文化財に指定されます。
2006年には「日本100名城」の
85番目に選定されています。
福岡城の見どころとは?観光前に要チェック!
ここでは
福岡城の見どころを
紹介していきます。
観光前に要チェックです!
多聞櫓【福岡城の見どころ】
南丸にある多聞櫓は、江戸時代から
城内に残っている唯一の建物で、
国の重要文化財に指定されています。
また、現在の多聞櫓は、
後世の改修を受けたものと考えられ、
平櫓は1853年から翌年にかけて
建て替えられたものといわれています。
この多聞櫓の内部は非公開ですが、
イベント時には一般公開することがあります。
桜の時期にはライトアップされ、
幻想的で美しい景色を楽しめます。
福岡城【福岡城の見どころ】
明治時代の廃城令の際に、
ほとんどの建物が取り壊されますが
いくつかの建物の復元・修復がされております。
- 祈念櫓
- 伝潮見櫓
- 下之橋御門
- 母里太兵衛邸長屋門
- 名島門
- 御鷹屋敷跡
- 井戸
これらの一部は、県指定有形文化財や
市指定有形文化財に指定されています。
残っている当時の痕跡を辿りながら
福岡城周辺を散策してみてください。
舞鶴公園【福岡城の見どころ】
舞鶴公園は、福岡城の城跡公園です。
平和台競技場という立派な
スポーツ施設なども併設されている
大きい公園です。
福岡城むかし探訪館【福岡城の見どころ】
福岡城むかし探訪館は
古地図や再現模型を用いて
さまざまな視点から福岡城を
身近に体験できる施設です。
観光案内や休憩施設もあるので、
ゆっくり鑑賞を楽しむことができます。
最後に
福岡城の歴史や城主、
観光での見どころについて
なるべく分かりやすく解説しました。
城の歴史に興味のある方や
これから観光する予定の方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。