妊婦は紅茶(こうちゃ)を飲むと危険?【妊娠中の飲み物(お茶)の注意点】
「妊娠中に紅茶って飲んでも大丈夫?」
「紅茶好きの妊婦なので心配です。」
多くの人が普段から飲んでいる
「紅茶(こうちゃ)」は、妊娠中に
飲んでも影響はないのでしょうか?
この記事では
妊婦さんが紅茶を飲むと危険なのか?
妊娠中に紅茶を飲む時の注意点や
母体に安全な正しい飲み方などについても
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦は紅茶を飲んでも大丈夫?
結論から言います。
妊婦は紅茶を少量なら飲んでOKです!
紅茶には
100mlあたり30㎎のカフェインが
含まれています。
厚生労働省では、
妊婦がカフェインを摂りすぎると
将来の健康リスクが高くなるとして、
一日あたりのカフェイン摂取量を200㎎に
制限している機関も紹介しています。
英国食品基準庁(FSA)では、2008年に妊婦がカフェインを取り過ぎることにより、出生時が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとして、妊娠した女性に対して、1日当たりのカフェイン摂取量を、WHOよりも厳しい200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するよう求めています。
出典:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A(厚生労働省)
ただし、あまりカフェインを意識しすぎてもストレスにつながりますし、紅茶に含まれるテアニンという成分にはリラックス効果もあります♪
妊娠中でも、一日一杯程度の紅茶であれば基本的に問題ありません。
妊婦が紅茶を飲む時の注意点
妊婦さんが紅茶を飲む時の
注意点をいくつか紹介していきます。
- アイスティーよりホットで!
- ハーブティーは種類に注意!
これらの注意点を
以下で解説していきます。
アイスティーよりホットで!【妊婦が紅茶を飲む時の注意点】
妊娠中に紅茶を飲む際は、
アイスティーではなくホットで飲みましょう。
ホットで飲むことが難しい場合は、
氷を使わずに常温で飲むなど、妊婦さんは
できるだけ身体を冷やさないようにしましょう!
ハーブティーは種類に注意!【ンぷが紅茶を飲む時の注意点】
紅茶とハーブティーは別物ですが、
最近では紅茶とハーブを混ぜたものも販売されています。
ハーブティーを飲む際には、
ハーブの種類によって飲んでいいものと
妊婦は飲まない方がいいものがあります。
妊娠中に飲まない方が良いハーブティーの一例
- カモミール
- セントジョーンズワート
- ベニバナ
- ハトムギ
- アロエ
- シナモン
他にも妊娠中は控えた方が良いハーブもあります。
購入する際には、原料を確認しましょう。
最後に
妊婦さんが紅茶を飲むと危険なのか、
妊娠中に紅茶を飲む時の注意点や
母体に安全な正しい飲み方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
カフェインの摂取は、特に妊娠初期に
気を付けるべきと言われています。
安心して赤ちゃんを産むためにも、
少しでも不安要素は取り除いておきたいですね。
○英国食品基準庁(FSA)
2008( 平成20)年に、妊婦のカフェイン摂取に関して新たな助言を公表しています。妊婦がカフェインを摂り過ぎることにより、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとし、以前は300 mg を上限とすることが望ましいとしていましたが、新たな助言においては、妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)、に制限するよう求めています。また、高濃度のカフェインは自然流産を引き起こす可能性があることを示す証拠があるとしています。
出典:食品に含まれるカフェインの過剰摂取について(厚生労働省)
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