なぜ悪阻(つわり)は起きるのか?何が原因?【つわりの対策も簡単に紹介】
「ツワリ」は、妊娠した女性を悩ませるもののひとつです。
ただ、どうしてつわりが起きるのか
知っていない人も多いのではないでしょうか。
この記事では
なぜ悪阻(つわり)は起きるのか?
その原因やつわりの対策などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
なぜ悪阻(つわり)は起きるのか?
悪阻(つわり)は、妊娠期特有の不快な症状のことを言います。
なぜ妊娠するとツワリは起こるのでしょうか?
実は未だに医学的な原因は
明らかにされていないのが現状です。
つわりが起こる原因として
有力な説は、次のものが挙げられます。
- ホルモンバランスの変化
- hCGの生成
- 精子や胎児を異物と判断している
これらの原因について
以下で簡単に解説していきます。
ホルモンバランスの変化【悪阻(つわり)の原因】
赤ちゃんがお腹の中に宿ったことにより
妊娠を維持するために体の中のホルモンの
バランスなどが大きく変化します。
このホルモンバランスの変化によって
自律神経が乱れてしまい、つわりの
症状が現れるのではないかと考えられています。
hCGの生成【悪阻(つわり)の原因】
妊娠することで、ホルモンの一種である
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が生成され、
妊娠初期に一気に増加することなどが
関係しているのではないかと考えられています。
hCGとは、妊娠していない時や男性には
生成されることのないホルモンです。
精子や胎児を異物と判断している【悪阻(つわり)の原因】
妊娠初期に起こる
悪阻(つわり)の原因の一つとして、
体内にある精子や胎児を異物を判断して
拒否反応をしているという説もあります。
そして妊婦さんの免疫が低下するのは、
体が赤ちゃんを異物と判断して
排除してしまわないように、自然と
免疫力を低下させていると考えられています。
悪阻(つわり)の対策について
妊娠中に起こる
悪阻(つわり)の対策について、
いくつか紹介していきたいと思います。
- ビタミンB6の摂取
- 水分補給
- 食べ物を少しずつ何度かに分けて食べる
- 唾液の分泌を促す
これらの対策について簡単に解説していきます。
ビタミンB6の摂取【悪阻(つわり)の対策】
ビタミンB6は、胸のむかつきなどの
つわり症状を軽減すると言われています。
バナナなどの果物や魚、じゃがいもなど
デンプンを含む野菜などに含まれています。
水分補給【悪阻(つわり)の対策】
妊娠初期の悪阻(つわり)には、
水分補給が大切です。
何度も吐いてしまったりする場合は
脱水症状になる可能性もあるので、
飲み物をしっかりと飲みましょう。
食べ物を少しずつ何度かに分けて食べる【悪阻(つわり)の対策】
一度に食べ物を食べる量は減らして
食べる回数を増やす、という食事方法です。
何も食べたくない、という人も
いるでしょうが、何も食べずに
空腹状態でいる方がつわりの症状を
悪化させやすいです。
朝昼晩のご飯の量を少量にし、
間食を取り入れる、という方法はいかがでしょうか?
唾液の分泌を促す【悪阻(つわり)の対策】
悪阻(つわり)の対策として
唾液の分泌を促す方法もあります。
唾液は胃酸を中和してくれるので
胃酸の逆流や胃のむかつきを抑えてくれます。
キシリトールガムなどを噛んで
唾液の分泌を促しつつ、口の中を
リフレッシュさせるのはいかがでしょうか。
最後に
なぜ悪阻(つわり)は起きるのか?
その原因やつわりの対策などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
またつわりの症状の種類や重さは
人によってもさまざま。
さらには初産と第2子以降の出産でも
異なる症状があらわれることも珍しくありません。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!