乳幼児(にゅうようじ)とは?【乳児と幼児の違いもわかりやすく解説】
「乳幼児って何歳まで?」
「乳児と幼児の違いはあるの?」
普段の生活において”乳幼児”という
言葉を聞くことはありますが、何歳までの
子どもを乳幼児と呼ぶのでしょうか?
この記事では
乳幼児(にゅうようじ)とは何か?
乳児と幼児の違いなどについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
乳幼児(にゅうようじ)とは?
乳幼児とは、乳児と幼児のことで
小学校入学前の子どもの総称をいいます。
つまり、乳幼児の期間とは
産まれてから小学校に入る年の
3月31日までの6歳未満ということですね。
乳児(にゅうじ)と幼児(ようじ)の違い【乳幼児(にゅうようじ)とは?】
乳幼児(にゅうようじ)は
乳児と幼児の総称なのですが、
その2つの言葉の違いは何でしょうか?
児童福祉法第4条には
乳児と幼児について、
それぞれ次のように定義しています。
- 乳児…満一歳に満たない者
- 幼児…満一歳から、小学校就学の始期に達するまでの者
- 少年…小学校就学の始期から、満18歳に達するまでの者
参考:児童福祉法(厚生労働省)
乳幼児(にゅうようじ)の発達
乳児期(にゅうようじ)には、
外界への急激な環境の変化に対応して
著しい心身の発達・成長があります。
乳児と幼児に分けて、一般的に
見られる成長部分を紹介していきます。
乳児の成長【乳幼児(にゅうようじ)とは?】
産まれたばかりの乳児は、
お母さんのお腹から出てきて
外での世界に少しずつ順応していきます。
乳児は、字の通り、前半期は母乳や
粉ミルク等を口にして、成長していきます。
乳児期の後半には、離乳食を
食べ始めるようになります。
また乳児期には、食べ物の変化だけでなく
次のような行動も始めます。
- 首がすわる
- 寝返りをし始める
- ずりばい(ほふく前進)
- お座り
- ハイハイ
- つかまり立ち
- 歩き始める など…
乳児の期間は、
身体発育、精神発達が著しい時期
と言われています。
でも、
成長の速度は子どもによって違います。
あまり不安にならず、温かい目で成長を見守りましょう。
幼児の成長【乳幼児(にゅうようじ)とは?】
満1歳から小学校入学前の幼児は
1~2歳にかけての自我の芽生えから
イヤイヤ期や反抗期が始まります。
幼児期の3歳からは幼稚園などの
集団生活を通して社会性を身に着けていきます。
一般的に、幼児は次のような
生活習慣を学んでいきます。
- 食事
- 排泄
- 睡眠
- 遊び
自分の感情や遺志を表現しながら
コミュニケーション能力を上達させていきます。
最後に
乳幼児(にゅうようじ)とは何か
乳児と幼児の違いなどについても
なるべくわかりやすく解説していきました。