授乳中に甘いものを食べると危険?【母乳期間中の食べ物の注意点】
「甘い食べものを食べると乳腺炎になる?」
「授乳中の甘い食べ物は母乳に影響する?」
疲れの出やすい授乳の期間中、
甘いものを食べたくなるママは多いと思います。
しかし、甘いものを食べると
赤ちゃんに影響があるのでは?と
心配になりますよね…。
この記事では
授乳中に甘いものを食べると危険なのか?
授乳中に甘いものを食べる注意点についても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
授乳中に甘いものを食べても大丈夫?
結論から言います。
授乳中に甘いものを食べてOKです!
授乳の期間中に甘いものを
食べたくなる人が多いようです。
考えられる理由は、疲れだけでなく
自律神経のバランスが崩れて血糖値が
低くなっていたり、食欲中枢がうまく
機能していないなどが挙げられるそうです。
ただ、授乳中に甘いものを食べると
次の症状が出ると聞いたことはありませんか?
- 乳腺炎になる
- 母乳の味が変わる・赤ちゃんが太る
これらの噂は本当なのでしょうか?
乳腺炎になる【授乳中に甘いものを食べると危険?】
授乳中に甘いものを食べると、
乳腺に脂肪がつまって乳腺炎になる…
という話、よく耳にしますよね。
でもWHOでは
「高塩分・高脂肪の食べ物は
乳腺炎の原因になると考えられているが、
根拠ははっきりしていない」と発表しています。
つまり今のところ
食事と母乳の関係は医学的な根拠がないのです。
アメリカでは、乳腺炎になるのは
食べものではなく、下着がきつかったり、
おっぱいが空になるまで赤ちゃんが
十分に母乳を飲んでいないことなどが
原因と考えられています。
そのため授乳中であっても、
ずっと甘いものを食べてはいけない…と
我慢をする必要はなさそうです。
もちろん食べ過ぎないように注意しましょうね。
母乳の味が変わる・赤ちゃんが太る【授乳中に甘いものを食べると危険?】
授乳中に甘いものを食べると
母乳の味が変わってしまったり
赤ちゃんが太るのでは?という疑問。
甘い食べ物を食べたお母さんの母乳で、
赤ちゃんが太るということはありません。
またお母さんの食べた物が母乳に
移行するのは0.5~1.5%程度です。
もし甘い食べ物を食べた後に、
赤ちゃんが母乳を嫌がることが続く場合は
控えた方が良いかもしれませんが、
基本的には食べても問題ないといえます。
授乳中に甘いものを食べる時の注意点
授乳中に甘いものを食べる時は
次のことに気をつけましょう。
- 虫歯のリスク
- 甘い食べ物を食べる量
これらの注意点について以下で解説していきます。
虫歯のリスク【授乳中に甘いものを食べる時の注意点】
授乳中に甘いものを食べ過ぎると
虫歯になりやすいので注意しましょう。
ただでさえ、育児中のお母さんは
忙しくて大変です。
歯を磨く暇がない人も多いです。
キシリトールガムやノンシュガーの飴を
口に含むと良いかもしれませんね。
甘い食べ物を食べる量【授乳中に甘いものを食べる時の注意点】
授乳中には、甘いものを
食べ過ぎないように気をつけましょう。
つい甘いものを食べ過ぎてしまって
ママ自身が産後太りの原因となります。
同じ糖分でも、ケーキよりも
ビタミンが豊富に含まれている
果物類を食べる方が身体に良いです。
最後に
授乳中に甘いものを食べると危険なのか?
授乳中に甘いものを食べる注意点についても
なるべくわかりやすく解説していきました。