妊娠中に母乳がでると危険?
「妊娠中に母乳が出てきたけど大丈夫?」
「妊娠中に母乳を出す準備をするべきなの?」
赤ちゃん飲ませるための母乳が
妊娠中に出てしまうと、赤ちゃんに
何か影響はあるのでしょうか?
この記事では
妊娠中に母乳が出ると危険なのか?
妊娠中に母乳が出た時の対処法などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
妊娠中に母乳が出ると危険?
結論から言います。
妊娠中に母乳が出ても問題はありません。
妊娠中に母乳が出ることも珍しくないんです。
それは妊娠した瞬間から、ママの身体は
赤ちゃんを育て始めると同時に、
産後に母乳が出る体へと変化をしているからです。
初乳は赤ちゃんに飲ませた方が良い?【妊娠中の母乳について】
最初に出る母乳(初乳)は
高濃度でタンパク質の含有量が高く、
栄養豊富と言われています。
そのため初乳は、ぜひ赤ちゃんに
飲ませるべきだってよく聞きますよね。
妊娠中に出る母乳は初乳なのでしょうか?
では、赤ちゃんに飲ませる前に
初乳は出てしまうのでしょうか?
いいえ。
母乳が出始める時期は個人差がありますが、
一般的に産後2~5日くらいと言われています。
産後、赤ちゃんを育てた胎盤が
ママの体外に出ると、体内にある
プロゲステロンというホルモンの
レベルが下がり始め、母乳分泌が
始まる仕組みになっているそうです。
妊娠中に出ている母乳は、
「乳汁(にゅうじゅう)」と
いわれる分泌液なんです。
中には、妊娠中から
かなりの量の母乳が出る人もいますが、
ほとんどの人は妊娠中には
母乳を出すことはありません。
妊娠中に母乳が出た時の対処法
もし妊娠中に母乳が出たら
どうやって対処すればよいのでしょうか?
妊娠中は乳頭や乳房を過度に刺激すると
子宮収縮を起こしてしまう恐れがあります。
そのため妊娠中に母乳が出た場合は、
優しく拭き取るだけにしましょう。
また妊娠中は
ワイヤーの入っていないゆとりのある
ブラジャーをつけるのがオススメです。
乳頭のお手入れは、17~18週頃から
お腹の張りと相談しながら行ってみましょう。
乳房のマッサージは37週頃から
開始するのが一般的なようです。
乳頭のお手入れやマッサージは
1日1回、お風呂の時に行うのがオススメです。
ただし、お手入れ等は
行う前に一度かかりつけ医で
指導してもらってからにしましょうね。
最後に
妊娠中に母乳が出ると危険なのか
妊娠中に母乳が出た時の対処法なども
なるべくわかりやすく解説していきました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです!