授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲むと危険?【母乳期間中の飲み物の注意点】
「妊娠中は紅茶を我慢していました。」
「授乳中も紅茶を飲むと乳児に影響がある?」
授乳中に紅茶を飲もうと思った時に
本当に安全なのか心配になりますよね。
この記事では
授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲むと危険なのか?
授乳中に紅茶を飲む注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲んでも大丈夫?
結論から言います。
授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲んでOKです。
ただし妊娠中と同様に、
カフェインの過剰摂取には注意が必要です。
通常の紅茶100mlあたりには
約30㎎のカフェインが含まれます。
日本では、授乳中の女性が
摂取しても良いカフェイン量というのは
厳密には定められていません。
ただ海外の保健省などでは
1日に200~300mgまでを上限と
していることが多いです。
参考:食品に含まれるカフェインの過剰摂取について(厚生労働省)
カフェインは授乳前の6時間前がオススメ【授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲むと危険?】
授乳中のママがカフェインを摂取して
母乳へと移行するのは、
約1~2時間後と考えられています。
そして飲んだカフェインが
完全になくなるのには約5時間以上
かかると言われています。
つまり、赤ちゃんにカフェインを
なるべく摂取させないためには、
5~6時間前に紅茶を飲むと
安心ということになりますね。
授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲む時の注意点
授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲む時は
次のことに気をつけましょう。
- タンニンに注意
- 赤ちゃんが眠れなくなる?
これらの注意点について以下で解説していきます。
タンニンに注意【授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲む時の注意点】
紅茶には、カフェインだけでなく
タンニンという成分が含まれています。
タンニンは、血液中の鉄分を
吸収して体外に放出する働きをします。
そのためタンニンを摂りすぎると
貧血になってしまう恐れがあるのです。
そのため授乳中に限らず、
食事中に紅茶を飲むことは
あまりオススメできません。
カフェインレスの紅茶の場合も
タンニンは含まれていますので
飲みすぎには注意が必要です。
赤ちゃんが眠れなくなる?【授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲む時の注意点】
赤ちゃんにもよるのですが、
カフェインの影響を受けてぐずったり
興奮したり、夜眠れなくなることが
あると言われています。
心配なら少し薄めにして飲んだり
カフェインレスの紅茶を選ぶなどの
工夫をしてみると良いですね。
最後に
授乳中に紅茶(こうちゃ)を飲むと危険か
授乳中に紅茶を飲む注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。