授乳中ににんにくを食べると危険?【母乳期間中の食べ物の注意点】
「授乳中だけどにんにくは食べていい?」
「にんにくは母乳の味やにおいに関係する?」
授乳中にニンニクを食べようとしたとき
本当に安全なのか心配になりますよね。
この記事では
授乳中ににんにくを食べると危険なのか?
授乳中にニンニクを食べる注意点についても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
授乳中ににんにくを食べても大丈夫?
結論から言います。
授乳中ににんにくを食べてOKです!
家事や育児で疲れている身体には
ニンニクを使ったスタミナ料理で
元気を出したいと思っているママも
いらっしゃることでしょう。
体質や摂取する量で違いはありますが
人によっては、にんにくが母乳不足に
効果のある食べ物だと言われています。
そんなニンニクには
次のような効果が期待できます♪
- 滋養強壮
- 新陳代謝
- 免疫力向上
にんにくの成分として有名なのは
にんにくの匂いのもとである「アリシン」。
アリシンはビタミンB1の吸収を助けて
疲労回復や滋養強壮の効果だけでなく
がんの予防や動脈硬化の予防などの
効果も期待されている成分なんです。
ニンニクの臭いが母乳に移る?【授乳中ににんにくを食べると危険?】
にんにくは
あの独特のにおいが特徴的ですよね。
ドイツの大学の研究によると
母乳の”甘い”、”バター”のようなにおいが
ニンニクを食べた数時間後には
”にんにく”あるいは”キャベツ”のような
匂いに変化したという結果が出たそうです。
実験だと
生のにんにく1かけ分(3g)程度を
食べたということです。
そして5時間後には母乳から
ニンニクの臭いがほぼ消えたそうです。
つまり授乳中にニンニクを食べ過ぎると
ママの体や母乳についたにんにくの臭いを
嫌がる赤ちゃんもいるということです。
調理に使う程度なら問題ないですが、
敏感な赤ちゃんだと嫌がる場合もあります。
授乳中ににんにくを食べる時の注意点
授乳中ににんにくを食べる時は
次のことに気をつけましょう。
- 時間を空けてから授乳する
- ニンニクを食べる量
これらの注意点について以下で解説していきます。
時間を空けてから授乳する【授乳中ににんにくを食べる時の注意点】
にんにくのように香りの強い食べ物を
食べた場合は、時間を空けてから
授乳することをオススメします。
ニンニクを食べた後、母乳に影響するのは
5時間程度と考えられています。
神経質になる必要はありませんが、
赤ちゃんが嫌がるようでしたら
ニンニクを食べた後、時間を空けると良いでしょう。
ニンニクを食べる量【授乳中ににんにくを食べる時の注意点】
授乳中はにんにくを
食べ過ぎないように気をつけましょう。
食べ過ぎると、にんにくの臭いが
母体や母乳に移る影響もありますが、
ママ自身の体にも負担がかかります。
ニンニクは刺激の強い食べものなので、
食べ過ぎてしまうと、消化不良によって
下痢や腹痛などを引き起こすことがあるのです。
母乳不足で悩んでいるからと言って
にんにくばかり食べることは止めましょうね。
最後に
授乳中ににんにくを食べると危険なのか?
授乳中にニンニクを食べる注意点についても
なるべくわかりやすく解説していきました。