妊婦が犬(いぬ)と接するときの注意点とは?
「犬を飼っている妊婦です。」
「妊娠中は犬を飼っちゃいけないの?」
ペットとして人気で、一般的である
「犬」は、妊娠中に触ると
危険なことがあるのでしょうか?
この記事では
妊婦さんが犬に触ると危険なのか?
妊娠中に犬と接する時の注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
妊婦さんが犬に触ると危険?
妊娠中、基本的には
犬に触っても危険ではありません。
妊婦さんが感染すると、
お腹の赤ちゃんにも感染してしまう
トキソプラズマという寄生虫がいます。
このトキソプラズマは、犬から
人に感染する心配はないと言われています。
しかし衛生面などで心配な方は、
犬のフンなどの始末は、できれば
周囲の家族などにお願いする方が良いかもしれませんね。
トキソプラズマの感染源
土や砂には、ネコの糞から出て来たトキソプラズマのタマゴ(オーシスト)が含まれている可能性があります。タマゴは1年以上感染力を有しています。水より比重が軽いので、雨の後には土の表面に浮き上がってきます。
出典:妊婦さんおよび妊娠を希望されている方へ(国立感染症研究所)
妊婦が犬と接する時の注意点
妊婦さんが犬と接するときの
注意点を紹介していきます。
- 狂犬病に注意
- 飼い犬に噛まれてしまったら
これらについて
以下で解説していきます。
狂犬病に注意【妊婦が犬と接する時の注意点】
妊婦さんが犬と接するときの注意点は、
狂犬病に感染している犬に触らないことです。
これは妊娠中だけに限りませんが、
狂犬病のウイルスを持った犬に噛まれたり
引っ掻かれたりすると、傷口から感染してしまいます。
狂犬病は、次の症状が出てきます。
- 発熱
- 頭痛
- 倦怠感
- 筋肉痛
- 疲労感
- 不安状態
- 幻覚
- 錯乱
- 脳炎症状
最悪の場合は、昏睡状態に陥り
呼吸が停止して、死亡してしまう
恐ろしい感染症です。
狂犬病にかからないためにも、
犬を飼っている妊婦さんは
必ず飼い犬の予防接種を行いましょう。
飼い犬に噛まれてしまったら【妊婦が犬と接するときの注意点】
妊婦さんが、もしも飼い犬に
噛まれてしまった場合は、まず
傷口を良く洗いましょう。
もしその後に、傷口が膿んでしまったら
一度、お医者さんに診てもらいましょう。
また、飼い犬がじゃれてきて
お腹にぶつかった場合も、多少の
衝撃であれば影響はありません。
しかし飛びつかれた際に、思わず
転倒してしまった…となると危険です。
転倒した、腰を強く打った場合などは
お医者さんに一度診てもらいましょう!
最後に
妊婦さんが犬に触ると危険なのか?
妊娠中に犬と接する時の注意点なども
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。
ペットは、私たちを癒してくれる大切な家族の一員です。
妊娠中の正しい犬との接し方を
理解して、安全に暮らしましょう!
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!