なぜ臨月はおりものが変化するのか?【原因と対策をわかりやすく解説】
臨月(りんげつ)とは
妊娠36週0日~妊娠39週6日
の期間を言います。
出産予定日は40週0日なので
出産までもう間近なところですね。
臨月に入ってから
おりものが普段と変わったと
心配になる妊婦さんもいるようです。
この記事では
なぜ臨月はおりものが変化するのか?
臨月におりものが変化する原因と対策について
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
臨月はおりものが変化する?
妊娠するとホルモンの分泌が
活発になり、おりものが多くなります。
特に臨月になると、
体が出産に向けて準備を始めます。
ホルモンの分泌量がさらに増えて
おりものが増える場合があるのです。
臨月にみられる
おりものの特徴を紹介します。
- 量が増えてかたまりが出る
- おりものの色が濃くなる
- においが強くなる
- 水っぽくなる
- 粘り気がある
おりものの特徴にも個人差があります。
おりものに変化がないからと言って
心配になる必要もありません。
またこれらの症状の場合は、
強いかゆみや痛みを伴ったりしなければ
病院を受診しなくても問題ないと言えます。
臨月におりものが変化する原因
臨月におりものが変化する理由は
先述した通りホルモンの分泌が増えるから。
でも臨月となると、おりものではなく
破水だったり、おしるしだったり
することもあるので注意が必要です。
妊娠後期~臨月に起こり得る
おりものの変化の原因はこちら。
- 破水
- おしるし
- 不正出血
これらの症状について以下で解説します。
破水【臨月のおりものの変化】
臨月になると、水っぽいおりものに
変化する妊婦さんもいます。
水のようなおりものの為、破水と
間違えてしまう場合があります。
ただ尿漏れパッドなどから
漏れない程度であれば、おりものの
可能性が高いです。
また子宮口から離れた卵膜から
破水する高位破水の場合は、
羊水が少しずつ出てくるので、
おりものと区別がつきにくい場合があります。
少量であっても、動く度に
漏れ出すような時は高位破水の
可能性があるので、病院を受診しましょう。
おしるし【臨月のおりものの変化】
臨月のおりものの変化として
「おしるし」が挙げられます。
おりものに赤やピンク色、
決褐色など色がついている場合は
おしるしの可能性があります。
おしるしだけで受診する必要は
ありませんが、陣痛を伴う場合などは
かかりつけ医に相談しましょう。
不正出血【臨月のおりものの変化】
臨月のおりものの変化として
不正出血の場合があります。
血液混じりのおりものが長い間続いたり、
出血量が多くて止まらない場合は
不正出血の可能性が高いです。
前置胎盤や常位胎盤早期剝離などが
原因の場合もありますので、早めに
かかりつけ医を受診しましょう。
臨月におりものが変化したときの対策
臨月になると、
おしるしや破水が気になりますよね。
おりものの変化に敏感になる
妊婦さんも少なくありません。
今回紹介したような異常と思われる
おりものの変化があった場合は、
早めにかかりつけ医に相談しましょう。
最後に
なぜ臨月はおりものが変化するのか?
臨月におりものが変化する原因と対策について
なるべくわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!