赤ちゃん向け靴下「スマートソックス」とは?【ベビーテック商品】
欧米で注目されているベビーテックは
まだまだ日本では認知度が低いものの、
これから商品の種類もますます豊富になり
需要供給が増えていくことでしょう。
今回はそのベビーテック商品の種類の1つ
「スマートソックス」についてご紹介していきます。
果たして、
赤ちゃん向けの靴下には
どんな機能が備わり、
赤ちゃん、パパママには
どんなメリットがあるのでしょうか?
詳しくまとめていきます。
目次
赤ちゃん向け靴下「スマートソックス」とは?
赤ちゃん向け靴下の
スマートソックスと呼ばれるものは
「Owlet」という商品です。
2015年10月に
アメリカのOwlet Baby Care社から
発売されたデジタル育児デバイスです。
スマートソックスの機能
スマートソックス「Owlet」は
赤ちゃんのくるぶしに
靴下を履かせることで
- 心拍数
- 酸素レベル
- 体温
- 睡眠状態 など
さまざまな身体の状態を知らせてくれる機能がついています。
スマートソックスの使い方
スマートソックスの使い方は
Owletを赤ちゃんの足に履かせるだけです。
あとは、スマートフォンに連携する
専用アプリをインストールしておくと、
靴下に内蔵されたセンサーが異常を感知したときにアプリへ通知してくれます。
また、Owletには「ステーション」と呼ばれる丸型の小型照明が付いているので、アプリと同時にその照明からも赤く光りで知らせてくれます。
スマートソックスは赤ちゃんの負担にならないの?
Owletの靴下についている
センサーが重たそうに見えますが、
そんなに大きな負担にはなりません。
もしかしたら最初は
違和感から嫌がるかもしれませんが
次第に慣れていくと思います。
また、将来的には今よりも
もっと軽量化してくれることでしょう。
赤ちゃんにスマートソックスをつける【メリット】
スマートソックス「Owlet」をつけることで得られるメリットを4つ下記にまとめました。
- 体調管理
- 清潔に使える
- サイズが選べる
- フィット感がある
メリット1【体調管理】
スマートソックスを履いておくことで
赤ちゃんの心拍数や血中酸素濃度、
睡眠の質、体温、睡眠中の姿勢などが
測定できるので体調管理がしやすいです。
すべてのデータはワイヤレスでスマートフォンに送信され、別の部屋にいながらでもリアルタイムで管理できるのでパパもママも安心です。
メリット2【清潔に使える】
Owletの靴下には
センサーがついていますが、
取り外せば洗濯ができるので
清潔に保ったまま使用することが出来ます。
メリット3【サイズが選べる】
Owletには
サイズが3種類あるので
赤ちゃんの成長に応じて
サイズを選ぶことができます。
目安は生後18カ月頃まで使用可能です。
メリット4【フィット感がある】
赤ちゃんの足にフィットするように安全に設計されているので、足をバタバタさせても外れにくくなっています。
そのフィット感に安心を感じ、
好む赤ちゃんもいるかもしれません。
スマートソックスをつける【デメリット】
スマートソックス「Owlet」を
つけることでのデメリットを
2つ下記にまとめました。
- 充電が必要
- 価格
デメリット1【充電が必要】
Owletのバッテリーは充電式です。
約48時間使用可能とされていますが
フルで充電するには数時間かかります。
毎日常時使用したいという人には
複数台購入が必要になります。
バッテリー容量が少なくなると
通知はしてくれるのでそこは安心です。
デメリット2【価格】
Owletソックスは1個249ドルで
予約を受け付けをしているようです。
日本円で約27,000円ですので少々お高めですし、複数買うとなると高い買い物になります。
まとめ
赤ちゃん向け靴下「スマートソックス」は今後、
病院や自宅での使用が当たり前になるかもしれない優れものの商品です。
さらなる開発が進むことで
商品の軽量化やコスト削減が実現されれば
この先どんどん普及していくことでしょう。
親子ともに安心して過ごせる時間が増えることで
子育てもますます楽しくなっていくことでしょう。