赤ちゃんが水道水を飲むと危険？いつから安全？【乳幼児期の飲み物の注意点】

「赤ちゃんに水道水を飲ませちゃダメ？」

「子どもに水道水っていつから飲ませても良い？」

 

乳幼児には、いつから
どんな飲み物を与えても良いのか
気になりますよね。

 

この記事では
赤ちゃんが水道水を飲むと危険？
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。

赤ちゃんが水道水を飲むと危険？

 

赤ちゃんには、よく
「湯冷ましを飲ませなさい」と
聞いたことはありませんか？

 

”湯冷まし”とは、
水を沸騰させて冷ましたものをいいます。

簡単に言うと「常温の水」です。

沸騰させて冷ます、という
少し手間をかけて作る湯冷まし。

 

「水道水を直接飲ませてはダメなの？」
そう思うママさんもいるかもしれません。

 

しかし！水道水は赤ちゃんの健康に
影響を及ぼす可能性があります。

そのため乳児に水道水を与えるのはオススメしません。

 

赤ちゃんに水道水をオススメしない理由

 

 

どうして赤ちゃんに
水道水を飲ませない方が良いのか？

 

日本の水道水は厳しい基準を
クリアするために、消毒処理を行っています。

細菌汚染を防止するため
水道法に基づいて次亜塩素酸ナトリウム
という消毒剤を用いています。

カルキや残留塩素とも呼ばれています。

 

最近の水道水のカルキは、健康を
損なうほど濃度が高いわけではない、
という意見もあります。

しかしカルキそのものは
人間の胃腸に負担をかけることがあります。

 

それが身体の未発達段階である
赤ちゃんならばなおさら心配ですよね。

 

またこの次亜塩素酸ナトリウムが
原水中の有機物と反応して有機塩素化合物、
すなわちトリハロメタンを生成します。

トリハロメタンには発がん性など
有害性が疑われているのです。

トリハロメタンは、沸騰後さらに
１５分煮沸すれば取り除くことができます。

 

どうしても水道水を飲ませてはダメなの？

 

やはり、赤ちゃんに水道水をそのまま
飲ませることは控えた方が良いと思います。

 

しかし、先ほど説明した通り
１５分間煮沸することで、
トリハロメタンは取り除くことができます。

そのため水道水は
一度煮沸して、冷ましたものを
飲ませることがオススメです。

 

もしくは浄水器を通せば、
水道水でも活性炭により塩素を吸着し、
中空糸で細菌類を除去できるそうです。

とくに最近の浄水器は性能も良く、
安全性が謳われているものも多数あります。

ただし定期的なカートリッジの替えが
必要だったり、コストもかかります。

 

それでも、安心して赤ちゃんに水道水を飲ませたいならば、検討してみると良いですね。

 

最後に

 

赤ちゃんが水道水を飲むと危険なのか
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです！