「ぬか喜び」の語源や由来は何?

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「ぬか喜び」の語源や由来
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「ぬか喜び」の語源や由来は何?

柴犬

 

■ぬか喜びの意味:喜んだ後に勘違いだと知りがっかりする、はかない喜びのこと

 

「ぬか喜び」の語源や由来について

「ぬか喜び」の語源は
「糠(ぬか)」と「喜び」です。

「糠(ぬか)」とは
玄米を白米にする時に生まれる
種皮などが砕けた粉(こな)です。

九州・熊本・自然栽培米の【生ぬか(米糠)】500g

糠(ぬか)は、とても細かい形状なので
「ちっぽけな」「細かい」という表現で
様々の言葉の語源として使われるように。

平安時代の作品(和名抄)でも
糠(ぬか)は使用されています。

和名類聚抄郷名考証 (1966年)

 

豆知識ですが、近世の時代では
糠雨(ぬかあめ)や糠星(ぬかぼし)
という言葉も使用されていました。

  • 糠雨の意味:霧のような細かい雨
  • 糠星の意味:夜空にちらばって見える無数の星

その後、糠の表現は増えていき
「頼りない」とか「はかない様子」
をいう使われ方もされるようになり
糠喜び(ぬかよろこび)という言葉が
誕生することになったと考えられています。

※ぬか喜びの意味:喜んだ後に勘違いだと知りがっかりする、はかない喜びのこと

 

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