「雲泥の差」の「雲泥」とは
「雲(くも)」と「泥(どろ)」とで
違いが甚だしいことのたとえです。
※雲泥の差(うんでいのさ)の意味:非常に大きな隔たり
「雲泥の差」の語源の由来については
奈良時代にまでさかのぼることになります。
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日本が奈良時代のころは
中国では「唐」の時代です。
当時の中国(唐)の詩人である杜甫(とほ)の詩で
「雲泥の差」の語源となる言葉が使用されました。
日本では、菅原道真の漢詩文集である
「菅家文草(かんけぶんそう)」の中で
「雲泥の差」に関連する句が初めて登場します。
雲泥、地の高く卑きことを計らず
菅原道真の菅家文草で使用された雲泥は
身分の隔たりの大きさを気にしないことを
雲と泥の位置が離れていようが関係ない
ということにたとえ表現した言葉になります。
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江戸時代の資料「日葡辞書」にも
この「雲泥の差」を表現する意味で
雲泥という言葉が使用されています。
天地雲泥の隔でぢゃ
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