【開封前の水の賞味期限】
おおよそ2年
賞味期限切れの水は飲める?
それとも飲めない?
日本では水道水を飲んでも
お腹を壊すことはありませんが、
日常的に水を買って飲む人が昔に比べて多くなりました。
また、防災用としても自宅で
水を常備する家庭が増えたかと思います。
しかし防災用として保管しておくと
いつの間にか賞味期限切れになっていることはありませんか?
そんな賞味期限切れの水を飲むのは危険なのでしょうか?
また、水の賞味期限の注意点なども詳しく解説していきます。
賞味期限切れの水を飲むと危険?
結論からいいます。
賞味期限切れの水は飲むことができます。
ただし、未開封のものに限ります。
ペットボトルに入った水は
加熱や濾過によって雑菌などの不純物を取り除いて作られています。
雑菌がない水は何年経っても腐ることはありません。
では、なぜペットボトルに入った水に
賞味期限が表示されているのでしょうか?
水の賞味期限がある理由
雑菌を取り除いた水は腐らないのに
賞味期限が表示される理由はペットボトルの容器の問題です。
ペットボトルは時間が経過していくと
中の水が蒸発し減ることで内側へとペットボトルが凹んでいきます。
さらに賞味期限切れから3年以上経つと
ペットボトルは潰れよじれていきます。
そんな状態の物を販売するとこはできないため賞味期限を定めています。
水自体には問題はありません。
非常災害備蓄用の水が長期保存可能なのは
保存性の高いペットボトルを使っているため賞味期限を長くさせることができています。
水の賞味期限の注意点
水は賞味期限を過ぎても飲めますが、
一度開封したものは賞味期限に関わらず早めに飲み切りましょう。
無菌状態にあった水は
開封したことで空気に触れて雑菌が混入してしまいます。
飲み口に口をつけなければ大丈夫!
というわけではなく、
開けたら菌は入り込んでしまうため、
開封当日には飲んでしまう方がいいでしょう。
賞味期限切れの水の活用法
開けてから時間が経ってしまったものや
賞味期限切れの水を飲みたくない方は捨てず、
次のようなことに活用してみませんか?
- 洗濯の水に使う
- お風呂に使う
- 掃除に使う
- 植物にあげる
飲み水として使えなくても
何かに活用すればもったいなくないですよ♪
賞味期限切れの水でも飲める!水の正しい保管場所
水は賞味期限切れでも飲むことができますが、
保管場所に気をつける必要があります。
それは、
水を入れるペットボトルの素材は気体をわずかに通します。
香りの強いものを周りに置いておくと、
中の水にニオイが移る可能性があるのです。
飲めなくなるわけではありませんが、
美味しくないため保管する場所をしっかり選びましょう。
また、
高温の場所に置いておくと
ペットボトルが変形する可能性があるため、
直射日光が当たるような場所は避けて保管してください。
まとめ
賞味期限切れの水は未開封であれば飲むことができます!
ペットボトルが変形したり、
水が減っていても基本的には大丈夫なようです。
しかし、保管場所によっては
状態が悪くなることもあるため、
ニオイがつきにくく直射日光の当たらない場所を選びましょう。
もしも賞味期限切れの水を
飲むのが心配な場合には汁物に使うなど
水を一度加熱したり、掃除などに使って
無駄のないようにしてみてはいかがですか?♪