ミネラル(無機質)とは?【一日あたりの摂取目安量は何グラム?ミネラル(無機質)の種類なども簡単にわかりやすく解説】
この記事では
ミネラル(無機質)とはどういうものか、
一日あたりの摂取目安量は何グラムかや
ミネラル(無機質)の種類なども簡単にわかりやすく解説します。
ミネラル(無機質)とは?
ミネラル(無機質)とは
どういうものでしょうか。
厚生労働省の公式HPでは
以下のように記されています。
生体を構成する主要な4元素(酸素、炭素、水素、窒素)以外のものの総称で、無機質ともいいます。
ミネラルは体内で合成できないため食物として摂る必要があります。不足した場合は欠乏症やさまざまな不調が発生しますが、摂りすぎた場合にも過剰症や中毒を起こすものがあります。
人間の体の96%は
以下の4つから構成されます。
- 酸素
- 炭素
- 水素
- 窒素
残りのうちの4%が
ミネラル(無機質)です。
このミネラル(無機質)は
体内に微量しかないにも関わらず
身体の構成部分にもなっていて、
体内の機能の維持や調節に欠かせない
五大栄養素の一つなんです。
五大栄養素
食品に含まれている栄養素のこと。炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質、ビタミンの5つを表します。
引用:農林水産省公式ページ
ミネラル(無機質)の種類
無機質(ミネラル)には
どのような種類があるのでしょうか。
無機質(ミネラル)の中でも
比較的量の多い主要無機質と、
そうでない微量無機質があります。
まず、主要無機質は以下の通りです。
- カルシウム
- リン
- カリウム
- 硫黄
- ナトリウム
- 塩素
- マグネシウム
続いて微量無機質は
以下のもの等が挙げられます。
- 鉄
- 銅
- マンガン
- ヨウ素
- コバルト
- 亜鉛
- モリブデン
- セレン
- クロム
- フッ素
- ホウ素
- ヒ素
- スズ
- ケイ素
- バナジウム
- ニッケル
現代社会において、
不足しやすいミネラルは、
カルシウムや鉄などが挙げられます。
逆に摂り過ぎが心配されるミネラルはナトリウムです。
このナトリウムを過剰に摂取すると
生活習慣病の原因となります。
ミネラル(無機質)の一日あたりの摂取目安量
ミネラル(無機質)の
一日あたりの摂取目安量は
何グラム必要なのでしょうか。
成人男性、成人女性での
目安は以下の通りです。
- カルシウム…800mg(男)・650mg(女)
- リン…1200mg(男)・800mg(女)
- カリウム…2500mg(男)・2100mg(女)
- ナトリウム…8g未満(男)・7g未満(女)
- マグネシウム…350mg(男)・290mg(女)
- 鉄…7mg(男)・6mg(女)
- 亜鉛…10mg(男)・8mg(女)
- 銅…1mg(男)・0.8mg(女)
18~29歳前後の
男女の数字となっています。
これよりやや若い成長期の15~17歳は、
少し多めの量が必要で、
30歳以上は、やや少なめの量が目安です。
ちなみに、鉄の摂取目安量ですが、
月経中の女性の場合は約10.5mg程必要です。
また、ミネラル(無機質)は
摂り過ぎても、身体に弊害がみられる場合があります。
まとめ
この記事では
ミネラル(無機質)とはどういうものか、
一日あたりの摂取目安量は何グラムかや、
ミネラル(無機質)の種類もできるだけ簡単に解説しました。