賞味期限切れの豚肉は食べても大丈夫?
それとも食べられない?
買う際に賞味期限を把握していたつもりでも
いざ使おうとしたとき、1日~2日過ぎてしまっていることはありませんか?
やってしまった~!と思いつつ、
焼くから大丈夫かなという気持ちも。
賞味期限切れの豚肉を食べるのは危険なのでしょうか?
豚肉の賞味期限について詳しく解説していきます。
賞味期限切れの豚肉を食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れの豚肉は食べられるものもあります。
具体的には、
豚肉がなるべくブロック状であることや
冷蔵庫の中でもチルド室に保管していたものになります。
ブロック状の豚肉が食べられる理由は
空気に触れている面積が少ないため
菌も少なく済んでいるからです。
また、
チルド室に保管しておくことは
安定した低い温度で保存ができるため
劣化しにくくさせることができます。
しかし、この条件を満たせば
必ず食べられるというわけではありません。
最終的な判断はご自身になります。
賞味期限切れの豚肉でも
危険とされているのが「ひき肉」です!
ひき肉は肉を細かくする際に空気を含むため
雑菌が繁殖しやすい状態となっています。
ひき肉に関しては、賞味期限切れとなったら食べないほうが無難でしょう。
賞味期限切れの豚肉はいつまでならOK?
賞味期限切れの豚肉は
いつまでなら食べてもOKなのでしょうか?
上記でもお伝えしたように、
ひき肉の場合は食べない方がいいと思います。
他の形状で売られている豚肉でいえば、
薄切りや細切れの場合は
賞味期限切れから2日以内が目安です。
厚切りやブロック状の場合は
賞味期限切れから3日以内を目安としてください。
なかにはチルド室で保管しておけば
1週間程度は問題ないとの声もありますが、
あまりおすすめはできません。
これはあくまでも目安の期間ですので、
食べる前には豚肉の状態を十分に確認する必要があります。
豚肉の賞味期限について
豚肉の賞味期限は形状によって異なります。
一般的にスーパー等で販売される
豚肉の賞味期限は次のような表示が多いです。
- ひき肉→1日~2日
- 薄切り・細切れ→2日
- 厚切り・ブロック→3日~4日
豚肉を購入後はいち早く冷蔵庫へ保存しましょう!
豚肉は10℃以上の常温に20分置くだけで
菌が2倍も増えると言われています。
そうすると賞味期限切れになる前に
傷んでしまうため、
早めに冷蔵庫へ入れるようにして下さい。
特にチルド室での保存が望ましいです!
こんな豚肉は食べないで!賞味期限切れの豚肉
賞味期限切れの豚肉でも
数日であれば食べられるものもありますが、
次のような状態になった場合は食べないでください。
- 腐敗臭がする
- 変色している
- 血や水分(ドリップ)がたくさん出ている
- ぬめりがある
- 糸を引く
- カビが生えている
1つでも該当すれば腐っている可能性があります。
食べると食中毒を引き起こす危険があるため、
もったないですが必ず捨てて下さい。
最後に
賞味期限切れの豚肉は
ひき肉以外の場合で、
見た目やニオイに問題なければ食べられるものもあります。
賞味期限切れから2日~3日以内が目処ですが、
保存状態によっては食べられないこともあり
最終的には自己責任です。
よく確認した上で食べられると判断した場合は
豚肉を十分に加熱して食べるようにしましょう。