ゆで卵はそのまま食べるだけでなく、サラダや煮物、ラーメンの具にもなる万能な一品です。
調理も簡単なため、つい多めに作りすぎて賞味期限切れになってしまうことはありませんか?
この記事では賞味期限切れのゆで卵を食べると危険なのか?
ゆで卵の賞味期限の注意点についても詳しく解説していきます。
賞味期限切れのゆで卵を食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れのゆで卵を食べるのはあまりおすすめできません。
特に、次の状態に当てはまるゆで卵は危険かもしれません!
- 半熟のゆで卵
- 殻を取り除いたゆで卵
- 殻にヒビが入ったゆで卵
- 常温で保存したゆで卵
しかし、これらに当てはまらないゆで卵であれば、賞味期限切れでも安全に食べられるというわけではありません。
賞味期限切れのゆで卵はいつまでなら食べられる?
「賞味期限切れのゆで卵はいつまでなら食べられる?」
「固ゆでしたゆで卵ならOK?」
賞味期限切れのゆで卵はいつまでなら食べられるという保証はありません。
食べる場合は自己責任になります。
それでも「賞味期限切れのゆで卵を食べたい!」という方は、固ゆでしたゆで卵にしましょう。
しかし、食べられるゆで卵の条件はそれだけではありません。
ゆで卵は冷蔵保存し、殻付きでひび割れがないものに限ります。
この条件を満たしたゆで卵であれば、賞味期限切れでも1日過ぎた位は食べることができるでしょう。
ゆで卵の賞味期限の注意点
ゆで卵の賞味期限は、卵の茹で具合や殻の状態によって異なるため注意が必要です。
ゆで卵を次の4つのパターンに分けてまとめました。
- 半熟のゆで卵
- 固ゆでのゆで卵
- 殻にひび割れがあるゆで卵
- 殻なしのゆで卵
半熟のゆで卵の場合【ゆで卵の賞味期限の注意点】
半熟のゆで卵は茹でたその日が賞味期限です。
殻の有無に関わらず、早めに食べ切るようにしましょう。
固ゆでのゆで卵の場合【ゆで卵の賞味期限の注意点】
固ゆでのゆで卵は茹でてから3日以内が賞味期限です。
卵の殻にひびもなく綺麗な状態で冷蔵保存したものであれば、1日過ぎた程度は食べられる可能性があります。
殻にひび割れがあるゆで卵の場合【ゆで卵の賞味期限の注意点】
殻にひび割れがあるゆで卵は、茹でてから2日以内が賞味期限です。
ひび割れたところから雑菌が付着する可能性がありますので、賞味期限内に食べるようにしましょう。
いつ割れたかわからないものは食べないようにしましょう。
殻なしのゆで卵の場合【ゆで卵の賞味期限の注意点】
殻なしのゆで卵は茹で具合に限らず、殻を取り除いてから12~24時間内が賞味期限です。
たとえ冷蔵保存していても、ゆで卵についた菌が繁殖して傷んでしまいます。
そのため、殻を取り除いて24時間以上経った賞味期限切れゆで卵は食べることをおすすめできません。
殻なしのゆで卵は早めに食べ切るようにしましょう。
食べると危険な賞味期限切れのゆで卵の特徴
固ゆでし保存状態もよい賞味期限切れのゆで卵が目の前にあります。
食べるか捨てるか悩んでいる場合、どのように判断したらいいのでしょうか?
食べると危険な賞味期限切れのゆで卵は次のような特徴があります。
- 異臭がする
- ぬめりがある、糸を引く
- カビが生えている
- 変色している
特にゆで卵は腐ると異臭がするため、いつもとの違いがわかりやすいです!
しかし、これらに該当しないからといって食べられる保証はありませんのでご注意ください。
賞味期限切れのゆで卵になる前に【ゆで卵の賞味期限を延ばす方法】
ゆで卵を作る際に殻にひびが入ったり、殻を取り除いた後にゆで卵を余らせてしまったことはありませんか?
そうなるとゆで卵を早めに食べなければなりませんが、1日で食べ切れないこともあるかもしれません。
そんな場合にゆで卵の賞味期限を延ばす方法があります。
それは、「味付け卵」にします!
濃いめの塩分で味付けした場合、7~10日程度が賞味期限の目安になります。
薄めの味付けや半熟のゆで卵の場合でも2~3日程度、賞味期限を延ばすことができます。
このひと手間で賞味期限を気にして無理に食べる必要がなくなります。
賞味期限切れのゆで卵になる前に「味付け卵」を試してみませんか?
まとめ
賞味期限切れのゆで卵は食べることをおすすめできません。
しかし、固ゆでしたもので殻にひびもなく状態が良ければ、1日過ぎた程度は食べられるかもしれません。
食べられる際には卵の状態を十分に確認した上で食べるようにしましょう。
もし賞味期限切れになりそうなゆで卵があれば、味付け卵にすることをおすすめします!