ラーメン屋さんのようなトロトロな焼き豚が
自宅で簡単に作れるとしたら、、、
作ってみたくありませんか?
もちろん、ラーメンに乗せずとも
ご飯に乗せてチャーシュー丼にするのもありでしょう。
トロトロのチャーシューは、
低温調理器を使えば手間なく
簡単に作ることができます。
こちらでは、
真空低温調理でチャーシューを作る方法について、
トロトロにするコツも紹介します。
真空低温調理のチャーシューに必要な材料
まずは、
真空低温調理でチャーシューを作るために
必要な準備を揃えましょう。
焼き豚の材料は以下になります。
【材料】
- 豚肩ロース ブロック:250~300g
- ニンニク(チューブでも可):1片
- 生姜(チューブでも可):1片
- 醤油:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
真空低温調理でチャーシューを作る方法
続いて、
真空低温調理でチャーシューを作る
具体的な手順を解説します。
低温調理で焼き豚を作る流れは以下です。
- 低温調理器の温度と時間を設定する
- チャーシューのタレを作る
- 温まったお湯に投入する
- 時間になったら取り出して焼き色をつける
低温調理器の温度と時間を設定する
低温調理器は
水が温まるまでに時間がかかるため、
最初に温度と調理時間の設定を行います。
肉の厚みや好みの焼き加減にもよりますが、
とろとろの焼き豚にしたい場合は
63℃で8時間ほどが目安となるでしょう。
※56℃以下の場合は
豚肉の食中毒菌が死滅しないため
必ず57℃以上で調理してください。
参考:低温調理 加熱時間基準表
チャーシューのタレを作る
調味料をすべて混ぜ合わせ、
焼豚のタレを作りましょう。
しっかりと混ざったら、
豚肩ロース ブロックと作ったタレを
ジップロックに入れます。
温まったお湯に投入する
低温調理器が設定温度に達したら、
温まったお湯にジップロックを投入しましょう。
この時、袋内を真空にしないと
チャーシューが浮き上がってきてしまうため、
お湯に入れてギリギリのところで
ジップロックの口を閉じるようにすると、
簡単に真空状態を作ることができます。
時間になったら取り出して焼き色をつける
低温調理が終了したら、
チャーシューをお湯から取り出しましょう。
そして、フライパンを熱し
焼き豚の表面に焼き色をつけたら完成です。
なお、表面を焼いた直後は熱いので
少し冷ましてから食べやすいサイズに
切ると良いでしょう。
真空低温調理でチャーシューをトロトロにするコツ
チャーシューの美味しいトロトロの正体は、
豚肉のコラーゲンがゼラチン化する事によって
柔らかくなった食感です。
そのため、真空低温調理で
焼き豚をトロトロにするためには、
豚肉のコラーゲンがゼラチン化する
温度と時間を知っておかなければなりません。
具体的には、チャーシューに使われる
豚肩ロースやモモ肉で
トロトロ食感を出すためには、
63℃以下で時間をかけて(8時間ほど)
真空低温調理する必要があります。
また、バラ肉やスジ肉など、
コラーゲンを多く含む部位は
65℃以上で低温調理すると
トロトロの食感にすることができます。
真空低温調理で
チャーシューをトロトロにするためにも、
適切な温度で時間をかけて
調理する事を心がけましょう。
最後に
真空低温調理でチャーシューを作る方法と、
トロトロにするコツを紹介しました。
焼き豚に限らず、
低温調理で1番重要なのは
温度と調理時間です。
特にトロトロのチャーシューを
作りたい場合は部位毎の適切な温度を守り、
じっくりと時間をかけて
真空低温調理するようにしましょう。