ダイエットをしている人や、
筋トレをしている人も
カロリーって意識してますよね。
カロリーとは、
ラテン語で「熱」を意味する
calorに由来しています。
しかし、「カロリー」と似た意味合いで
「エネルギー」という言葉もありますよね。
違いはご存知ですか?
この記事ではカロリーとは何か、
栄養成分表示の「エネルギー」の
計算方法や見方も解説していきます。
カロリーとは何か?簡単な言葉でわかりやすく解説
カロリーはエネルギーの単位の一つです。
他にも、「ジュール(J)」という
エネルギーの単位がありますが、
食品に含まれるエネルギーの単位は、
「カロリー(cal)」が一般的です。
「カロリー(cal)」は、
かなり小さい数字のため、
カロリーの1000倍の
「キロカロリー(kcal)」が
単位としてよく使用されています。
計量単位令による定義は以下の通りです。
- 4.184J=1cal
- 1000cal=1kcal
- 1000kcal=1Mcal
「メガカロリー(Mcal)」や
「ギガカロリー(Gcal)」の使用も
認められてはいますが、
あまり使用されることはありません。
エネルギーとは何か?簡単な言葉でわかりやすく解説
エネルギーとは
生きて身体を動かす活動の源です。
人間は、
正常な体温を保つ熱エネルギーや
筋肉を使って体を動かすエネルギー、
脳からの指示を神経で伝達するエネルギーなどを使用します。
そのためのエネルギーを
食品から摂取しています。
食品の中でエネルギーの元となるのは
タンパク質・脂質・炭水化物の
「三大栄養素」とよばれるものです。
これらが体内でエネルギーに変換されます。
また、体内の肝臓や筋肉には
蓄積されたグリコーゲンや体脂肪、
タンパク質などがあり、ダイエットなどで
十分なカロリーを摂取できなかった場合は、
蓄積されていた栄養分がエネルギーに変換されます。
カロリーの計算方法
三大栄養素のそれぞれ1gあたりには
以下のエネルギー量が含まれています。
- タンパク質…4kcal
- 脂質…9kcal
- 炭水化物…4kcal
※食品によって、多少の数値の差があります。
食べ物のエネルギーは、
主に三大栄養素の重量(g)に
1gあたりのエネルギーを掛けて合計したものです。
また、食品から得るエネルギーは、
量だけではなく、質も重要です。
一般的に理想の割合は、
タンパク質が13~20%、
脂質が20~30%、
炭水化物は50~65%で
摂取することが推奨されています。
カロリーを意識している人も、
特定の栄養素に偏ることがないように、
バランス良く食事を摂ることが大切です。
まとめ
この記事では、
カロリーとは何か?その意味だけでなく
栄養計算表示の「エネルギー」の計算方法や見方も
なるべくわかりやすく簡単な言葉で解説しました。