温泉卵の賞味期限について徹底解説【どのくらい日持ちする?】

卵の調理法はさまざまで、
好みも分かれると思います。

 

温泉卵は、
自宅でも気軽に作ることができて
胃腸にも優しい万能な食品です。

しかも温泉卵は、
少し加熱した状態なので
生で卵を食べるよりも
栄養の吸収効率は良くなります。

 

そんな温泉卵は
どのくらい日持ちするのか
気になりますよね。

 

この記事では
温泉卵の賞味期限について徹底解説していきます。

目次

温泉卵とは

 

温泉卵は半熟卵と似ていますが、
どのように違うのでしょうか。

 

半熟卵は、沸騰したお湯か、
水に卵を入れた状態で沸騰させて作り、
白身はかたく、黄身がとろりとしています。

 

温泉卵は65~68℃のお湯で
30分程度ゆでて作り
黄身より白身の方がとろりとしています。

 

卵のかたまる温度は
黄身が約70℃、白身が約80℃です。

この卵の性質を利用して
温泉卵は作られています。

温泉卵の賞味期限

 

温泉卵の賞味期限は
どのくらいなのでしょうか。

市販のものと、家庭で作った温泉卵の
日持ちする期間は異なります。

  • 市販…1~2週間程度
  • 自家製…2~3日以内

卵で気を付けるべきは、
サルモネラ菌による食中毒ですが、
温泉卵はほぼ死滅するといわれています。

さらに、市販の温泉卵は
衛生管理面が違うので
かなり日持ちします。

 

加熱によって卵の殺菌はできますが、
すべてに火が通っていないと
菌が生き残ってしまう可能性があります。

半熟状態の温泉卵ではそのリスクがあり、
特に家庭で作ったものは注意が必要です。

温泉卵の保存方法

 

温泉卵はどのように
保存すれば日持ちするのでしょうか。

 

自家製の温泉卵は
常温での保存はできません。

冷蔵庫で保管しましょう。

もし温泉卵を作っている過程で
ヒビが入ってしまった場合は、
その日のうちに食べましょう。

また、卵自体の賞味期限が
過ぎている場合は、温泉卵よりも、
卵焼きなどのしっかりと火を通す調理をして
食べることをおすすめします。

 

他にも
温泉卵を電子レンジで作る場合は
加熱時間が短く、サルモネラ菌が
死滅していないことがあります。

 

さらに、熱を加えている状態なので
生卵に含まれる「リゾチーム」という
抗菌作用のある成分が破壊されてしまい、
雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

 

生卵と比較すると日持ちしないので
賞味期限が切れてたり、
常温保存してしまっている場合は
破棄した方が無難といえます。

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