キュウリは夏野菜ですが、1年を通して食べられます。
お漬物や和え物、サラダなど日本の食卓には欠かせない存在です。
みずみずしさとパリッとした食感をもつキュウリですが、賞味期限はいつまでなのでしょうか？
また、賞味期限切れのキュウリを食べると危険なのでしょうか？
この記事では、キュウリの賞味期限の注意点についても詳しく解説していきます。
賞味期限切れのキュウリを食べると危険？
結論からいいます。
賞味期限切れのキュウリは状態がよければ食べることができます。
もともとキュウリに賞味期限も消費期限も表示されていません。
そのため、自己判断するしかないのです。
おおよその目安として、キュウリの賞味期限は3～4日ほどになります。
しかし、それ以降であっても上手に保存しておけば美味しく食べることができます。
逆に間違った保存方法をしていると傷みが早く進んで、食べると危険な場合もあります。
賞味期限切れのキュウリはいつまでならOK？
｢賞味期限切れのキュウリはいつまで食べられるの？｣
｢そのまま食べても大丈夫？｣
賞味期限切れのキュウリはいつまでならOKと言い切れません。
キュウリは保存方法によって傷み具合が大きく左右します。
キュウリにあう環境で保存していれば、目安の賞味期限を過ぎても数日は食べることができるでしょう。
状態がよければそのまま生で食べることもできますが、塩もみしたり炒め物に使う調理法もあります。
胡瓜(きゅうり)の賞味期限の注意点
キュウリは保存方法によって賞味期限が異なります。
3つの保存方法に分けて、キュウリの賞味期限の注意点をまとめました。
- 常温保存
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
常温保存のキュウリの場合【胡瓜(きゅうり)の賞味期限の注意点】
常温保存のキュウリの場合、賞味期限の目安は3日ほどになります。
ただし、夏場は常温保存することはできません。
キュウリは水分量が多く傷みやすいため、20度以下になる冬の時期でないと常温保存は適しません。
常温保存のキュウリはできるだけ賞味期限内に食べるようにし、遅くとも翌日には食べ切るようにしましょう。
冷蔵保存のキュウリの場合【胡瓜(きゅうり)の賞味期限の注意点】
冷蔵保存したキュウリの場合、賞味期限の目安は4日から7日程度です。
ただ、冷蔵庫に入れておけばいいのではなく、3つのポイントがあります。
- キュウリについた水分をふき取る
- 1本ずつキッチンペーパーで包みラップを巻く
- キュウリはヘタの部分を上にし立てて置く
上記のポイントを行うことで賞味期限を延ばすことができます。
賞味期限切れの目安からさらに2～3日後でも食べられるでしょう。
しかし、カットしたキュウリの場合は賞味期限が異なるため注意してください。
大きめにカットしたキュウリは4日程度、薄くスライスしたキュウリは2日程度が賞味期限の目安です。
カットしたものについては賞味期限内に食べるようにしましょう。
冷凍保存のキュウリの場合【胡瓜(きゅうり)の賞味期限の注意点】
キュウリは冷凍することができ、長期保存することが可能です。
パリッとした食感はなくなりますが和え物などに適しており、美味しく食べられます。
冷凍保存のキュウリの場合、賞味期限の目安は1ヶ月ほどです。
賞味期限切れでも1週間ほどは食べられますが、風味が落ちるため早めに食べましょう。
食べると危険な賞味期限切れのキュウリの特徴
食べると危険な賞味期限切れのキュウリはどんな状態になるのでしょうか？
次の特徴の中の1つでも当てはまるものがあれば、キュウリが腐っているため食べないでください。
- フニャフニャしている
- 表面にヌメリがある
- 黄色や茶色に変色している
- 中がスカスカになっている
- 異臭がする
- カビが生えている
まとめ
賞味期限切れのキュウリは保存方法によっては食べることができます。
購入後はそのまま冷蔵庫に入れるのでなく、立てて入れるだけでも賞味期限を延ばすことができます。
水分が多く傷みやすいキュウリのために環境を整えて、賞味期限切れになっても美味しく安全に食べてくださいね！