ピーマンは好き嫌いがわかれますが、豊富な栄養素と料理に彩りを与えてくれます。
｢嫌いな子供のために何とか食べさせたい！｣と少しずつ使っていたら冷蔵庫の中でシワシワに。
こんな状態のピーマンは食べられるのでしょうか？
この記事では賞味期限切れのピーマンを食べると危険なのか？
ピーマンの賞味期限の注意点についても詳しく解説していきます。
賞味期限切れのピーマンを食べると危険？
結論からいいます。
賞味期限切れのピーマンは保存状態がよければ食べることができます。
もともとピーマンに賞味期限の表示はありません。
賞味期限切れは食べ頃を過ぎてしまっただけで、食べられないほど劣化していないことが多いです。
しかし季節や保存方法によって異なるため、賞味期限切れのピーマンがすべて食べられるわけではありません。
賞味期限切れのピーマンはいつまでなら食べてもOK？
｢賞味期限切れのピーマンはいつまでなら食べてもOK？｣
季節にもよりますが、ピーマンを常温で保存していた場合の賞味期限は3～5日程度です。
それ以降の賞味期限切れのピーマンは食べてもOKですが、栄養素や食感が損なわれる可能性があります。
また、緑色のピーマンが黄色や赤く変色することがありますが、追熟により色が変化したためで食べることはできます。
夏場の暑い室内で保存していない限り、賞味期限切れから2日程度は食べられるでしょう。
ピーマンの賞味期限の注意点
ピーマンは保存状態によって賞味期限が異なるため注意が必要です。
3つの保存方法に分けてそれぞれのピーマンの賞味期限の注意点をまとめました。
- 常温保存
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
常温保存のピーマンの場合【ピーマンの賞味期限の注意点】
ピーマンを常温保存した場合、賞味期限の目安は夏で3日、冬で5～7日程度です。
賞味期限切れだと新鮮さは失われますが、目安から2日程度は問題なく食べられるでしょう。
ただし、カットしたものに関してはもっと賞味期限が短くなり常温保存は向きません。
必ず冷蔵庫へ保存するようにしましょう。
冷蔵保存のピーマンの場合【ピーマンの賞味期限の注意点】
ピーマンを冷蔵保存した場合、賞味期限の目安は1週間程度です。
冷蔵庫に入れても保存方法が悪いと、水分が抜けてシワシワになることがあります。
食べられないことはありませんが、食感や味は落ちているでしょう。
逆に保存方法がよければ、1ヶ月ほど経った賞味期限切れのピーマンでも食べることができます。
しかし、カットしたピーマンは賞味期限が短くなるため注意が必要です。
冷蔵保存してもピーマンをカットしてから3日以内に使い切るようにしましょう。
切ってしまうと栄養価が次第に落ちていき痛みやすくなるため、切ったらすぐに調理するのが望ましいです。
冷凍保存のピーマンの場合【ピーマンの賞味期限の注意点】
ピーマンを冷凍保存した場合、賞味期限の目安は1ヶ月ほどです。
食感や栄養素はやや落ちますが、2ヶ月ほどは賞味期限切れでも食べられるようです。
ピーマンを冷凍する際は、よく水分を拭き取ることでピーマンの劣化を防ぐことができます。
食べると危険な賞味期限切れのピーマンの特徴
食べると危険な賞味期限切れのピーマンはどんな特徴があるのでしょうか？
次のようなピーマンは傷んでいるため、食べないようにしましょう。
- ヌメリがある
- 異臭がする
- 黒く変色している
- カビが生えている
- ドロドロしている
また、外側の表面が綺麗な状態に見えても、中のワタが変色したりカビが生えることがあります。
賞味期限切れのピーマンを食べる際は、中身までしっかり確認するようにしましょう。
まとめ
賞味期限切れのピーマンは保存状態がよければ食べることができます。
常温でも可能ですが、冷蔵庫へ保存することで長持ちし、賞味期限切れでも1ヶ月ほどは食べられるでしょう。
シワシワのピーマンや黄色、赤色に変色したものでも食べることはできますが、なるべく新鮮なうちに食べてくださいね！