最新!タンパク質(プロテイン)は1日にどのくらい摂取するべき?取り過ぎは危険?【タンパク質の一日当たりの摂取目安量】

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タンパク質の取り過ぎは危険?
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タンパク質の一日当たりの摂取目安量は
厚生労働省が5年に1度更新して発表します。

※2015年版の食品摂取基準の内容が変更され
2020年版の食品摂取基準が新しく登場しました。

参考:日本人の食品摂取基準(厚生労働省)

 

最新の2020年版の食品摂取基準では
タンパク質の一日当たりの摂取目安量が
以前よりも全体的に高く設定されています。

 

この記事では、最新の情報に基づいて
一日に摂取するべきタンパク質の量を
わかりやすく簡単な言葉で解説しています。

※タンパク質を英語でいうとプロテインです。

【最新】タンパク質(プロテイン)の一日当たりの摂取目安量

 

 

タンパク質の一日当たりの摂取目安量は
年齢や性別によって量が少し変化します。

【2020年版■タンパク質の一日当たりの摂取目安量】

  • 18〜29歳=男性65g、女性50g
  • 30〜49歳=男性65g、女性50g
  • 50〜64歳=男性65g、女性50g
  • 65〜74歳=男性60g、女性50g
  • 75歳以上=男性60g、女性50g

※赤文字で記した部分が、2015年版と比較して変わった部分です。

参考までに2015年版の基準も記載しておきます。

【2015年版■タンパク質の一日当たりの摂取目安量】

  • 18〜29歳=男性60g、女性50g
  • 30〜49歳=男性60g、女性50g
  • 50〜69歳=男性60g、女性50g
  • 70歳以上=男性60g、女性50g

参考:日本人の食品摂取基準(厚生労働省)

 

 

基本的に女性よりも男性の方が
タンパク質を多くとる必要がありますが
その人の状況によっても変わっていきます。

1日当たりのタンパク質(プロテイン)の最適量は人によって違うので注意!

 

 

厚生労働省が定めるこのタンパク質の基準は
健康を維持するための最低限の目安量なので
すべての人にとっての最適量ではありません。

例えば、妊婦さんや授乳中の方については
一日に必要なタンパク質は多めになります。

妊婦が1日に摂取すべき栄養素の基準値とは?【妊娠中の食事摂取基準を簡単にわかりやすく】

 

また、運動をしている人と
運動をしていない人を比較しても
1日にタンパク質を取るべき量は違います。

そして、筋肉を多くつけたい方についても
普通より多めのタンパク質が必要となります。

 

海外の最新の研究をまとめると
体重1kg当たり1.2gくらい
1日でベストなタンパク質の量になります。
(普段運動をしない人を対象としたデータ)

例えば、体重が60kgの人だと
「60kg×1.2g=72g」となります。

普段運動をする人については
これよりも少し多めの量が必要です。

 

「目安量よりも多くなっちゃうじゃん!!」
と思うかもしれませんが問題ありません。

【2020年版■タンパク質の一日当たりの摂取目安量】

  • 18〜29歳=男性65g、女性50g
  • 30〜49歳=男性65g、女性50g
  • 50〜64歳=男性65g、女性50g
  • 65〜74歳=男性60g、女性50g
  • 75歳以上=男性60g、女性50g

参考:日本人の食品摂取基準(厚生労働省)

 

大切なことなので繰り返しますが
厚生労働省が定めるこのタンパク質の基準は
健康を維持するための最低限の目安量なので
すべての人にとっての最適量ではないのです。

基本的に少なめに設定されると思ってください。

ちなみに
タンパク質の摂りすぎといわれる目安は
「体重1kgにつき2g以上」を摂取した時です。

 

体重が60kgの人の場合だと
1日に120gのタンパク質を摂取してしまうと
それはタンパク質の摂りすぎなのでNGです。
(60kg×2g=120g)

タンパク質の摂りすぎで病気に!過剰摂取による症状をまとめました。

 

 

最後に

 

この記事では、最新の情報に基づいて
一日に摂取するべきタンパク質の量を
わかりやすく簡単な言葉で解説しました。

参考:日本人の食品摂取基準(厚生労働省)

 

 

簡単に目安となる基準をまとめます。

体重1kg当たり1.2g~1.9gの中で
タンパク質の量を調整すればOKです。

※妊婦さんや授乳中の方、よく運動したり
筋トレする人は多くタンパク質が必要ですが
体重1kg当たり2g以上のタンパク質を取ると
摂りすぎになり健康を害する可能性があるので注意。

 

タンパク質(プロテイン)はなるべく天然の食べ物からゲットすることをおすすめします!

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