【卵の賞味期限(夏場)】
おおよそ16日
卵には人に必要な栄養素が
豊富に含まれていることから「完全栄養食」とも言われています。
また、手軽にも調理出来る点から
冷蔵庫に常備している家庭が多いのではないでしょうか?
生ものでも意外に賞味期限が長いため、
「まだ大丈夫♪」と思っているとあっという間に賞味期限切れに。
そんな賞味期限切れの卵を食べると危険なのでしょうか?
卵の賞味期限の注意点や保存方法などわかりやすく解説していきます。
賞味期限切れの卵を食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れの卵は食べられます!!
ただし、十分に加熱してから食べるようにしてください。
実は卵に表示されている賞味期限は
生の状態で安全に食べられる期間を表しています。
そのため、
加熱すれば問題なく食べられますよ!
目安としては賞味期限切れから1週間程度は大丈夫でしょう。
卵は時期によって賞味期限が異なっていて、
夏の7~9月頃は産卵後16日以内と一番短く設定されています。
春の4~6月、秋の10~11月頃は
産卵後25日以内とし、
冬の12~3月頃になると産卵後57日以内となっています。
しかし、
実際にスーパー等で売られている卵は
パックしてから14日目を賞味期限としている場合が多いです。
生ものでも保存状態さえよければ、
とても長持ちする食材なのです。
卵の賞味期限の注意点
賞味期限切れの卵でも食べられるものは
冷蔵庫で保存したものになります。
また、
卵にヒビが入っていないことも確認してください。
この条件を満たしていれば、しっかりと加熱して食べることができます。
ではあらかじめ加熱すれば日持ちする?
と思う方もいるかもしれませんがそれは間違いです!!
固ゆで卵にした場合、
加熱してから3~4日が賞味期限の目安です。
半熟卵であったり、
殻をむいたものはその日のうちに食べた方がいいでしょう。
また、賞味期限が過ぎていなくても
殻にヒビが入ったらすぐに食べるようにしてください。
このように卵の状態によって
賞味期限が変わってくるため扱い方には注意が必要です。
食べられない卵の見分け方
賞味期限切れの卵で
食べられなくなったものはどんな状態になるのでしょうか?
腐った卵は次のようになります。
- 異臭がする(アンモニア臭)
- 黄身が崩れる
- 黄身と白身が混ざる
このような状態になった場合、食べることはできません。
賞味期限切れでも安心!卵の正しい保存方法
卵を正しく保存しておくことで
賞味期限切れでも加熱すれば美味しく安全に食べることができます。
卵の保存方法には3つポイントがあります。
- 冷蔵庫(8℃以下)で保存する
- 卵の先端(尖った方)を下にしておく
- 卵を拭いたり水洗いしない
この3つを守ることで
卵に菌を増やさない、入り込ませないようにします。
まとめ
賞味期限切れの卵(たまご)は
冷蔵庫に保管したものであれば
十分加熱して食べることができます!
ただし、1週間程度を目安とし
それ以降になった物はおすすめできません。
また、ヒビが入ったものは
菌が入り込んでいる恐れがあります。
いつ割れたかわからないものは
賞味期限内でも食べないようにしましょう。
さぁ、完全栄養食である卵を
1日に1つ食べて今日も元気に過ごしましょう♪