自宅で梅干しを作るなら、梅を漬ける容器から土用干しに使うざるまで、いくつか揃えておきたい道具があります。
特に重要なのが、漬物容器・押し蓋・重石・干しざるの4つです。
この記事では、昔ながらの梅干し作りに使われる基本的な道具と、家庭で取り入れやすい日本製の商品を紹介します。
梅干し作りに必要な道具一覧
基本的な梅干し作りで使う道具は次のとおりです。
| 道具 | 主な用途 |
|---|---|
| 漬物容器 | 梅と塩を漬け込む |
| 押し蓋 | 梅全体に重さを均等にかける |
| 重石 | 梅酢を上げるために梅を押す |
| 干しざる | 漬けた梅を天日干しする |
| キッチンスケール | 梅・塩・重石などの重量を量る |
| ボウル・ざる | 梅を洗う・水切りする |
| 竹串 | 梅のヘタを取る |
すべて専用品で揃える必要はありません。
ただし、漬物容器・押し蓋・重石・干しざるは梅干し作りならではの道具なので、毎年作るなら専用品を揃えておくと便利です。
梅干しを漬ける漬物容器
最初に必要なのが、梅と塩を入れて漬け込む容器です。
梅干しは塩分と酸を含むため、陶器・ホーロー・食品用プラスチック・ガラスなど、梅干し作りに適した素材を選びます。
野田琺瑯 ラウンドストッカー
日本製にこだわるなら、野田琺瑯のラウンドストッカーが使いやすい選択肢です。
ガラス質の琺瑯は酸や塩分に強く、梅干し・味噌・漬物などの保存食作りに向いています。
ラウンドストッカー21cmは梅約2〜3kgを入れられるサイズ。シンプルな白いデザインなので、梅干し作り以外の保存容器としても使えます。
トンボ 漬物容器
価格を抑えて手軽に始めたいなら、新輝合成のトンボ漬物容器も候補です。
日本製の食品用プラスチック容器で、5Lタイプには押し蓋も付属しています。
陶器やホーローより軽いため、容器を移動させやすいのも特徴です。
梅干し作りに使う押し蓋
押し蓋は、漬けた梅の上に置き、その上から重石をのせるための道具です。
重石を直接梅にのせるのではなく、押し蓋を挟むことで梅全体へ重さをかけやすくなります。
漬物容器に付属している場合もありますが、別に購入する場合は容器の内径に収まるサイズを選んでください。
容器と押し蓋、重石を同じシリーズで揃えるとサイズを合わせやすくなります。
梅干し作りに使う重石
重石は、漬け始めの梅を押して梅酢を上げるために使います。
昔ながらの漬物石だけでなく、現在は持ち手付きの樹脂製重石も販売されています。
トンボ つけもの石
家庭用なら、新輝合成のトンボ「つけもの石」が定番です。
日本製で、2.5kg・3.5kgなど複数の重量から選べます。
持ち手が付いているため、容器への出し入れがしやすいのもポイントです。
必要な重石の重量は梅干しの作り方によって異なります。梅の重量やレシピに合わせて選んでください。
梅干しの土用干しに使う干しざる
漬けた梅を天日に干す工程で使うのが、干しざるです。
梅同士が重ならないように並べられる、平らで通気性のいいものを選びます。
昔ながらの梅干し作りなら、竹製の平ざるがよく合います。
国産の竹ざる
日本の道具にこだわるなら、国産竹を使った干しざるがおすすめです。
竹虎などでは、梅干しの土用干しに使える国産の竹ざる・えびらなどが作られています。
竹ざるは梅干しだけでなく、
- 干し野菜
- 干しきのこ
- 干物
- 野菜の水切り
などにも使えるため、保存食作りを楽しみたい人には特に相性のいい道具です。
梅の量に合わせて、余裕をもって並べられる大きさを選んでください。
梅干し作りにはキッチンスケールも用意する
梅干し作りでは、梅と塩の重量を正確に量るためにキッチンスケールを使います。
塩分量は仕上がりだけでなく保存性にも関わるため、目分量ではなく重量を量って仕込むのが基本です。
普段使っているキッチンスケールがあれば、新しく購入する必要はありません。
梅を数kg単位で漬ける場合は、最大計量重量も確認しておきましょう。
ボウル・ざる・竹串は家庭にあるものでOK
梅を洗うためのボウル、水を切るためのざる、ヘタを取るための竹串も使用します。
これらは梅干し専用品ではないため、家庭にあるもので十分です。
特に竹串は、梅を傷つけないようにヘタを取り除く細かな作業に使いやすい道具です。
初めての梅干し作りで優先したい道具
初めて作るなら、まず揃えたいのは次の4つです。
キッチンスケール・ボウル・ざる・竹串は、家庭にあるものを活用できます。
容器については、長く使いたいなら野田琺瑯などのホーロー製、手軽さを重視するならトンボなどの食品用プラスチック製が選びやすいです。
干しざるまで日本製にこだわるなら、国産竹を使った竹ざるを選ぶと、梅干し作りらしい道具を揃えられます。
梅干し作りの道具を揃えて日本の保存食を楽しもう
梅干し作りに欠かせないのは、漬物容器・押し蓋・重石・干しざるです。
特別な調理家電は必要なく、一度道具を揃えれば翌年以降も繰り返し使えます。
野田琺瑯の保存容器、新輝合成の漬物容器や重石、国産竹の干しざるなど、日本製の道具も豊富です。
毎年梅が出回る季節に、自宅で昔ながらの梅干し作りを楽しみたい人は、まず基本の道具から揃えてみてください。