寝る前に梅干しを食べると危険?
夜、寝る前に梅干しを食べるデメリットは多くはありません。
でも、塩分濃度の高い梅干しを食べ過ぎるのは危険です。
なぜなら、しょっぱいものを寝る前に食べてしまうと、夜中にのどが渇いてしまうから。
そのせいで眠りを妨げられてしまう恐れがあります。
塩分が気になる人は、ぬるま湯で塩抜きをすると、梅干しの栄養も壊れずに、体に良いですよ。
でも高血圧の人は、事前にお医者さんに確認してから食べるようにしましょうね。
寝る前に梅干しを食べるメリット
- ダイエット効果
- 虫歯の予防
- 抗酸化作用
ダイエット効果
夜、寝る前に梅干しを食べるとダイエット効果が期待できます。
その理由は、梅干しに含まれている「クエン酸」です。
ダイエットに大切な代謝経路のひとつに「クエン酸サイクル」があります。
クエン酸サイクルが回転すると、食事で摂ったタンパク質や脂質、糖質たちは、人間が生きるうえで必要なエネルギーに変化します。
梅干しに含まれるクエン酸を摂取することで、クエン酸サイクルが活発化し、効率よくエネルギーが作られます。
つまり私たちの新陳代謝を促進し、ダイエットの効果が期待できるのです。
また梅干しには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれています。
そのため腹持ちが良く、ダイエット効果につながります♪
ちなみに梅干しを食べる量は夕飯前に1個、寝る前に1個が効果的です。
あまり塩分を摂り過ぎないためにも、1日2個までがベストです。
虫歯の予防
夜、寝る前に梅干しを食べると虫歯の予防ができます。
梅干しに含まれている「クエン酸」には、虫歯予防の効果もあるんです。
また人間の唾液には殺菌、抗菌作用があるといわれています。
そのため梅干しを食べて唾液を多く分泌することで、虫歯菌が抑えられると考えられています。
虫歯予防の効果を期待するならば、食べるタイミングは「食後すぐ」がオススメです。
抗酸化作用
梅干しには、抗酸化作用もあります。
抗酸化作用とは、生活習慣病を招く活性酸素を抑える働きのこと。
私たちのからだは、活性酸素を抑えるための抗酸化酵素を持っています。
しかし、加齢とともに抗酸化酵素の量は減っていきます。
普段の生活習慣を見直すことも大切ですが、抗酸化作用のある食べ物を意識して食べることも大切です。
ぜひ寝る前に、抗酸化作用のある梅干を食べて、アンチエイジングを目指しましょう!