ビタミンb2(リボフラビン)ってどんな栄養素?【効果や効能もわかりやすく解説】

 

ビタミンには色々な種類があり、
それぞれが体内で大切な働きをしてくれます。

あなたは、リボフラビンとは
どんなビタミンなのかご存知ですか?

 

この記事では
ビタミンb2(リボフラビン)って
どんな栄養素か、効果や効能
わかりやすく解説していきます。

 

目次

ビタミンb2(リボフラビン)とは?

 

ビタミンb2(リボフラビン)とは
どんな栄養素なのでしょうか?

 

ビタミンb2は水に溶ける
水溶性(すいようせい)のビタミンで、
リボフラビンともいいます。

また、ビタミンb2は、
黄色であることも特徴です。

たとえば
ご飯に混ぜる強化米の黄色は
ビタミンb2によるものです。

他にも、栄養ドリンクや
栄養補助食品を摂取した後に
尿が濃い黄色になるときなどは、
ビタミンb2によるものなんです。

 

ビタミンb2(リボフラビン)の効果や効能

 

ビタミンb2(リボフラビン)から
得られる効果や効能は
以下のものが挙げられます。

  • 皮膚や粘膜の健康維持
  • エネルギーの代謝
  • 過酸化脂質の分解

ビタミンb2の働きは
主に皮膚や粘膜の健康維持を助けます。

また、動脈硬化や老化を進行させる
過酸化脂質の分解に役立ちます。

 

そして、三大栄養素である
タンパク質、糖質、脂質をエネルギーに
変える代謝を助ける働きがあります。

そのため、活発に活動し、
エネルギーをたくさん消費する人ほど
ビタミンb2はたくさん必要となります。

 

ビタミンb2(リボフラビン)の摂取量

 

一日にビタミンb2(リボフラビン)は
どのくらい摂取する必要が
あるのでしょうか?

 

成人男性・女性の一日に必要な
ビタミンb2(リボフラビン)は
以下の通りです。

  • 18~49歳男性…1.6mg
  • 18~49歳女性…1.2mg
  • 妊娠中…+0.3mg
  • 授乳中…+0.6mg

 

ビタミンb2が不足すると
皮膚や粘膜に炎症が起こります。

分かりやすい症状は、
口内炎や口角炎・舌炎などです。

他にも脂漏性皮膚炎や、
目が充血してゴロゴロするなども
ビタミンb2不足によるものと考えられます。

 

また、
発育・成長障害になる恐れもあるので、
育ち盛りの子どもには、特に
十分なビタミンb2を摂取する必要があります。

 

ビタミンb2(リボフラビン)を含む食品

 

ビタミンb2(リボフラビン)を
多く含む食品は以下の通りです。

※食品100gあたりの含有量です。

  • 豚レバー…3.6mg
  • 牛レバー…3mg
  • 鶏レバー…1.8mg
  • うなぎ…0.74mg
  • 卵…0.43mg
  • 納豆…0.56mg

ビタミンb2は、レバー、
納豆、卵や乳製品などに多く含まれています。

 

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