ビタミンには色々な種類があります。
そしてそれぞれのビタミンが
様々な働きをしてくれます。
ビタミンb3とは
どんな栄養素かご存知ですか?
この記事では
ビタミンb3(ナイアシン)って
どんな栄養素か、効果や効能もわかりやすく解説していきます。
目次
ビタミンb3(ナイアシン)とは?
ビタミンb3とは
どんな栄養素なのでしょうか?
ビタミンb3とは水に溶ける
水溶性(すいようせい)ビタミンの一種です。
もしくはナイアシンとも呼ばれています。
ナイアシンはニコチン酸と
ニコチン酸アミドの総称のことです。
そんなビタミンb3は
熱に強い性質を持つので
加熱調理をしても壊れないことも
特徴の一つです。
ビタミンb3(ナイアシン)の効果や効能
ビタミンb3(ナイアシン)によって
得られる効果や効能は
以下の物が挙げられます。
- 脂質・糖質・たんぱく質を
エネルギーに変える代謝を助ける - アルコールの分解
- 二日酔いを起こす成分の分解
- 循環系・消化器系・神経系の働きを助ける
もしビタミンb3(ナイアシン)が
欠乏するとペラグラという病気になります。
ペラグラの症状は、
皮膚に赤い湿疹が出たり
口内炎や下痢になったり、
神経障害などがあります。
日本人のプラグラ患者の多くは
アルコール依存症の人のようです。
ビタミンb3(ナイアシン)の摂取量
一日にビタミンb3(ナイアシン)は
どのくらい摂取する必要が
あるのでしょうか?
成人男性・女性の一日に必要な
ビタミンb3は以下の通りです。
- 18~49歳男性…15mgNE
- 18~29歳女性…11mgNE
- 30~49歳女性…12mgNE
※NEはナイアシン当量です。
ビタミンb3に含まれる
ニコチン酸アミドを大量摂取すると、
肝毒性、消化性潰瘍の悪化、
胃腸障害になる恐れがあります。
ビタミンb3(ナイアシン)を含む食品
ビタミンb3(ナイアシン)は
以下のような食品に含まれています。
- たらこ…49.5mg
- びん長まぐろ…20.7mg
- めんたいこ…19.9mg
- キハダマグロ…17.5mg
- 牛レバー…13.5mg
- 焼豚…13.5mg
- 鶏ささみ…11.8mg
- ひらたけ…10.7mg
- まいたけ…9.1mg
日常の食生活だけで、
ビタミンb3を過剰に
摂取することはあまりありません。
しかし、ビタミンb3の
サプリメントや薬を大量に摂取すると
嘔吐や下痢、肝機能障害などが
起こる場合があるので注意が必要です。