ビタミンには色々な種類があり、それぞれが体内に必要な役割を果たしてくれます。
その中で
ビタミンB群の一種である
ビタミンb6はご存知ですか?
この記事では
ビタミンb6ってどんな栄養素か
効果や効能もわかりやすく解説していきます。
ビタミンb6とは?
ビタミンb6とは、水に溶ける
水溶性(すいようせい)ビタミンの一種です。
ビタミンb6は腸内細菌によって
一部体内でも作られます。
多くの天然の食品に含まれており、
様々なアミノ酸の代謝を助ける
補酵素の役割を果たしています。
そのため、タンパク質を
大量に摂取する人にとって
ビタミンb6は必要不可欠な栄養素なんです。
ビタミンb6の効果や効能
ビタミンb6から得られる
健康効果や効能は
以下の物が挙げられます。
- タンパク質からエネルギー生成
- 皮膚・髪の毛・歯の健康維持
- 胎児期・乳児期の脳の発達
- 成長促進
- 免疫機能の向上
- 月経前後のイライラなどを緩和
- 脂肪肝の防止
- 神経伝達物質の合成
ビタミンb6は、主に
食品中のタンパク質からエネルギー産生したり、
筋肉や血液を作るときに働いています。
他にも、脂質の代謝もサポートし、
肝臓の脂肪蓄積を抑制します。
よくお酒を飲む人は
脂肪肝の防止として、
ビタミンb6を多く摂ると良いです。
そんなビタミンb6が不足すると
皮膚炎、口内炎、湿疹や蕁麻疹などの
症状があらわれます。
他にも、貧血や脳波の異常なども
起こることがありますが、
腸内細菌によって作られることもり、
不足しにくい栄養素といわれています。
ビタミンb6の摂取量
ビタミンb6は一日に
どのくらい必要なのでしょうか?
成人男性・女性に必要なビタミンb6の
摂取量は以下の通りです。
- 18歳以上の男性…1.4mg
- 18歳以上の女性…1.2mg
- 妊婦…+0.2mg
- 授乳婦…+0.3mg
ビタミンb6の過剰摂取により、
感覚神経障害、筋肉の脆弱、精巣萎縮などの
症状が出る恐れがあります。
また、
「ピリドキシン」というビタミンb6の化合物を
長期・大量摂取すると神経障害が発症する恐れがあります。
ビタミンb6を含む食品
ビタミンb6を含む食品には
以下のようなものがあります。
- にんにく…1.5mg
- びん長まぐろ…0.94mg
- かつお…0.76mg
- バナナ…0.38mg
- とうがらし…3.81mg
- 牛レバー…0.89mg
※食品100gあたりのビタミンb6含有量です。
ビタミンb6はさまざまな食品に
含まれています。
その中でも、バナナ1本(約90g)に
0.34mgのビタミンb6が含まれていて、
タンパク質を多く摂取している
筋トレやダイエットの人にはおすすめの食品です。