妊婦が重いものを持ってはいけない理由
「妊婦は重いものを持ってはいけないの?」
「どうして妊娠中は重いものを持っちゃダメ?」
妊娠中は様々なことに注意が必要です。
妊婦さんは重いものを持ってはいけないのでしょうか?
この記事では
妊婦さんが重いものを持つのは危険?
妊娠中に重いものを持ってはいけない理由についても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
妊婦が重いものを持つのは危険?
妊婦さんは、重いものを持つ場合は
妊娠前よりも注意が必要になります。
重いものといっても人によって
基準やイメージは異なってきますし
持ち方や慣れなどでも影響は変わってきます。
しかし、妊娠中は
重いものを持ってはいけないと
知っておくだけでも大切です。
「ちょっとくらいなら」と無理をせずに
可能であれば、周囲の人に手伝ってもらうなどしていきましょう。
妊婦が重いものを持ってはいけない理由
なぜ、妊婦さんは
重いものを持ってはいけないのでしょうか?
主な理由は、次の2つが挙げられます。
- 腹圧(ふくあつ)
- じん帯や関節のゆるみ
これらの理由について
次で解説していきます。
腹圧【妊婦が重いものを持ってはいけない理由】
腹圧とは、出産の際に利用する力の一つで
重いものを持つときや排便でりきむ時に
かかるものです。
普段の生活で、腹圧がかかることは
あまりありませんが、重いものを持つと
腹圧がかかってしまうため、妊婦さんは
最悪の場合、早産や流産のリスクが高まります。
特に臨月以降の場合だと、
腹圧がかかりすぎてしまって
破水してしまうことも考えられます。
妊娠中は初期から出産までの期間、
無理をして重いものを持ち続けると
流産や破水の危険性があります。
「お医者さんに言われてないから大丈夫」と
思わずに、できるだけ重いものを持つことを控えましょう。
じん帯や関節のゆるみ【妊婦が重いものを持ってはいけない理由】
また妊婦が重いものを持つと、
じん帯や関節がゆるんでしまうことがあります。
じん帯や関節がゆるむと、背骨や首、
頭を支えることが難しくなってしまいます。
そして骨盤の周りの筋肉がゆるんだ関節を
支えようとするので、妊婦さんの
身体への負担が大きくなってしまいます。
その結果、妊婦さんにとって深刻な
腰痛を引き起こしてしまうリスクが高まります。
最後に
妊婦さんが重いものを持つのは危険なのか
妊娠中に重いものを持ってはいけない理由も
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。
妊娠中に広い家に引っ越すなど
考えているご家族もいるかもしれません。
しかし、引っ越し作業で重いものを
持ったりすると、腰や腕だけでなく
お腹にも負担がかかってきます。
あまり無理をしないように計画しましょう。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!