妊婦がさくらんぼ🍒を食べると危険?【妊娠中の桜桃(サクランボ)の注意点】
「妊娠中もさくらんぼが食べたい!」
「妊婦がさくらんぼ狩りするのは危険?」
春から初夏にかけて旬の「さくらんぼ🍒」は
妊娠中に食べると何か影響はあるのでしょうか?
この記事では
妊婦がさくらんぼを食べると危険なのか?
妊娠中にさくらんぼを食べる時の注意点なども
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦がさくらんぼを食べると危険?
結論から言います。
妊婦さんはさくらんぼを食べてOKです!
妊娠中にさくらんぼを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろさくらんぼは、
妊娠中に必要な栄養素が含まれた
素敵な果物(くだもの)の1つです。
※さくらんぼには、次のような栄養素が豊富に含まれています。
- ブドウ糖
- ビタミンC
- ビタミンB9(葉酸)
- カリウム
- 鉄分
さくらんぼの栄養主成分はブドウ糖で
疲労回復や夏バテ予防の効果があります。
また葉酸は、胎盤の生成や赤ちゃんの
成長に欠かすことのできない栄養素。
100g分のさくらんぼを食べると
およそ38μgの葉酸を摂取できます。
【妊娠中の葉酸の食事摂取基準】
葉酸 | 18~29(歳) | 30~49(歳) |
妊娠初期 | 640㎍(240+400) | 640㎍(240+400) |
妊娠中期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
妊娠後期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
※妊娠初期(〜13週6日)、妊娠中期(14週0日〜27週6日)、妊娠後期(28週0日〜)
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)
果物は基本的に、体を冷やす作用が多く
妊娠中は注意が必要ですがさくらんぼは
体を温める作用があると言われています。
その点でも、妊娠中にはありがたい果物ですよね♪
妊婦がさくらんぼを食べる時の注意点
妊娠中にさくらんぼを食べる時には、次の点に気を付けましょう。
- よく洗ってから食べる
- 胃腸の弱い妊婦は注意
これらの注意点について
以下で解説していきます。
よく洗ってから食べる【妊娠中にさくらんぼを食べる時の注意点】
妊娠中にさくらんぼを食べる時には
よく洗ってから食べるようにしましょう。
万が一、さくらんぼに残留農薬が
ついていたら…と心配するよりも
よく洗ってから食べた方が無難ですよね。
胃腸の弱い妊婦は注意【妊娠中にさくらんぼを食べる時の注意点】
妊婦さんがさくらんぼを食べ過ぎると、
お腹がゆるくなってしまう場合があります。
それは、さくらんぼに含まれている
ソルビトールという糖が原因です。
水分を多く含む性質がある為、
適度な摂取は便秘の解消に役立ちますが、
摂りすぎるとお腹をゆるめてしまいます。
また、
さくらんぼの主成分はブドウ糖なので
1粒が小さいからといって食べ過ぎると、
体重の増加や妊娠糖尿病にもつながります。
たまにさくらんぼ狩りで食べる分には問題ありませんが、妊娠中に毎日1パック食べてしまうのは控えましょう。
最後に
妊婦がさくらんぼを食べると危険なのか?
妊娠中にさくらんぼを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方になどについても
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。
豆知識ですが
さくらんぼ🍒を食べる時に出る茎を
乾燥させてお湯に浸すと、さくらんぼの
香りがするさくらんぼ茎茶が作れます♪
トルコの女性に人気の飲み方だそうなので
良かったら余った茎を利用してみてください♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!