鉄分(てつぶん)とは何か?わかりやすく簡単な言葉で解説【意味や種類、効果効能なども紹介】

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鉄分(てつぶん)は、私たちの身体に
欠かすことのできない栄養素です。

あなたは日々の生活の中で
鉄分を意識して摂取していますか?

 

この記事では
鉄分(てつぶん)とはどういうものかを
意味だけでなく、種類や効果効能なども
簡単にわかりやすく解説していきます。

 

鉄分とは何か?わかりやすく簡単な言葉で解説

鉄分(てつぶん)とは
どのようなものでしょうか。

厚生労働省の公式HPには
以下のように記載されています。

人体に必要なミネラルの一種で、成人の体内に約3gから5gが存在します。そのうち70%は、赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに存在します。残りの30%は、肝臓や骨髄、筋肉などに貯蔵鉄としてストックされています。

引用:e-ヘルスネット(厚生労働省)「鉄」

 

簡単にわかりやすくまとめると
鉄分とは、ミネラル(無機質)の一種で
主に血液や筋肉の働きを助ける栄養素です。

 

赤血球中の約99%は、
ヘモグロビンという成分でできています。

そのヘモグロビンの中に
多く含まれている鉄分は、
酸素を運んだり、酸素を使った
エネルギー代謝サイクルにも働いています。

 

体内の60~70%の鉄は、
血液や筋肉の中に存在していて、
残りの鉄は肝臓や脾臓に貯蔵されている。

万が一、体内の鉄が不足したときに、
この貯蔵鉄が使われるようになっているのです。

 

 

鉄分の種類

鉄分は、大きく2種類に分けられ、
それぞれ特徴が異なります。

  • ヘム鉄
  • 非ヘム鉄

以下で詳しく解説します。

 

ヘム鉄【鉄分の種類】

ヘム鉄は、主に肉・魚などの
動物性タンパク質の食品に含まれている鉄分です。

 

 

また、ヘム鉄は、
体内への吸収率が高いことも特徴の一つです。

ヘム鉄が多く含まれる食品には
牛肉、あさり、うなぎ、レバー、
まぐろ、かつおなどがあります。

また、ヘム鉄を多く含む
動物性タンパク質にはビタミンB6
ビタミンB12が豊富に含まれています。

 

 

非ヘム鉄【鉄分の種類】

非ヘム鉄は、主に
植物性タンパク質の食品や、
卵・乳製品
含まれています。

 

また、非ヘム鉄は、
体内への吸収率が低いことも特徴の一つです。

 

非ヘム鉄が多く含まれる食品は、
大豆、ほうれん草、
小松菜などが挙げられます。

また、非ヘム鉄が多い
植物性タンパク質には
葉酸が多く含まれています。

 

 

そして、
吸収率の低い非ヘム鉄ですが、
ビタミンCと一緒に摂取すると、吸収率が上がります。

 

 

鉄分の効果や効能

鉄分を摂取することにより、
どのような効果があるのでしょうか。

まずは、貧血の予防ができます。

また、筋トレや、
ダイエットなどで運動するときにも、
体内へ取り入れる酸素が増えるため、
血中に酸素を運ぶ鉄は、必要不可欠です。

 

 

まとめ

この記事では
鉄分とはどういうものかを
意味だけなく、種類や効果なども
できるだけ簡単にわかりやすく解説しました。

 

 

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