妊婦がチーズケーキを食べると危険?【妊娠中のチーズケーキの注意点】
「妊婦はチーズケーキを食べちゃダメ?」
「妊娠中は食べていいチーズケーキと、食べたら危険なチーズケーキがあるって本当?」
チーズケーキには色々な種類があるので
妊娠中にチーズケーキを食べる前に
知らないと危険な注意点があったりします。
この記事では
妊婦がチーズケーキを食べると危険なのか?
妊娠中にチーズケーキを食べる時の注意点も
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦がチーズケーキを食べると危険?
結論から言いますと、
妊婦が食べても良いチーズケーキは
種類によって異なります。
つまり、
妊娠中に食べても問題のないチーズケーキと
妊娠中に食べると危険なチーズケーキがあります。
なぜチーズケーキの種類によって答えが異なるのか?
その理由については、チーズケーキを作る過程や
ケーキに使用するチーズの種類が関係しています。
チーズケーキの種類は
大きく次の3つに分けられます。
- ベイクドチーズケーキ
- スフレチーズケーキ
- レアチーズケーキ
これらのチーズケーキについてそれぞれ
妊婦さん向けにわかりやすく解説していきます。
妊婦がベイクドチーズケーキを食べても大丈夫?
ベイクドは「焼く」という意味です。
ベイクドチーズケーキならば
チーズは加熱されているので
妊婦さんが食べても問題ありません。
ただし柔らかいものなどは、
加熱温度が低い場合もあるので、
気になる場合は避けた方が無難かもしれません。
妊婦がスフレチーズケーキを食べても大丈夫?
スフレは「膨らんだ」という意味です。
スフレチーズケーキは
120~160℃で加熱するので、
妊娠中に食べても問題ありません。
「半熟スフレチーズケーキ」も
オーブンで焼き上げていることが
ほとんどなので、心配しなくて大丈夫ですよ。
妊婦がレアチーズケーキを食べると危険?
レアは「生焼け」の意味ですね。
レアチーズケーキはオーブンで焼かずに
基本的にゼラチンなどで固めて作ります。
また一般的にレアチーズケーキは
ナチュラルチーズである
クリームチーズを使用しています。
そのため加熱していない
ナチュラルチーズを食べることになるので
妊娠中は基本的には食べない方が安全です。
妊婦にレアチーズケーキをオススメできない理由【妊娠中のチーズケーキの注意点】
なぜ妊娠の期間中は
レアチーズケーキを控えた方が良いのか?
その理由は、「リステリア菌」という
食中毒を引き起こす危険性があるからです。
妊娠していない大人の場合だと
このリステリア菌に感染しても
気づかない程度の症状が多いです。
ところが妊婦の場合だと
免疫力が低下していることもあり
感染リスクが20倍も高まります。
もしもリステリア菌に感染すると
流産や早産、死産を招く恐れがあります。
さらに赤ちゃんが髄膜炎や敗血症の
病気になってしまう危険もあるのです。
レアチーズケーキは
ナチュラルチーズを加熱しないで
食べることが多いので、妊娠中は
食べない方が良いと考えられているのです。
※ちなみにティラミスもチーズが加熱されていないことが多いので、妊婦さんは注意が必要です。
最後に
この記事では
妊婦がチーズケーキを食べると危険なのか?
妊娠中のチーズケーキの注意点についても
なるべくわかりやすく解説していきました。
この記事が少しでも
妊婦さんたちのお役にたてばうれしいです(*^^*)