妊婦が野菜スープを飲むときの注意点!
「妊娠中は野菜スープを飲んでもいい?」
「妊娠中に野菜スープを飲むと危険なの?」
この記事では
妊婦が野菜スープを飲むと危険なのか、
妊娠中に野菜スープを飲むときの注意点なども
なるべくわかりやすく簡単に解説していきます。
目次
妊婦が野菜スープを飲むと危険?
結論から言います。
妊婦さんは野菜スープを飲んでOKです!
妊娠中に野菜スープを飲んだとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろ野菜スープは、手軽に
多くの野菜の栄養を摂ることができるので、
妊娠中はぜひ作って食べて頂きたい料理です!
また妊娠中の安定期以降に入ると
体が赤ちゃんの分も含めた2人分の栄養を
摂ろうとするので、体重が増えがちです。
体重の増加に悩む妊婦さんも少なくありません。
野菜スープはとてもヘルシーなので
体重管理をする上でも、とても役立つ料理なんです♬
妊婦は野菜サラダよりも野菜スープの方がいい?
妊娠中は、積極的に
野菜を食べたいものです。
ならば野菜サラダでもいいのでは?
と思うかもしれません。
しかし、妊婦さんには
サラダよりもスープの方がオススメです!
その理由は次の2つが挙げられます。
- 食中毒の恐れ
- 身体を冷やす恐れ
野菜についている土などには
トキソプラズマ菌と呼ばれる菌が
付着している可能性もゼロではありません。
またリステリア菌という菌も
妊婦さんには脅威となります。
これらの菌も、しっかり加熱することで
死滅するのでスープならば問題ないのです。
リステリアは冷蔵庫内でも増えるので、冷蔵庫を過信せず、食品は期限内に(開封後は速やかに)食べるよう心がけましょう。リステリアは加熱により死滅するので、加熱して食べることも、予防対策の一つです。
◆家庭での予防方法
- 生野菜や果物などは食べる前によく洗う。
- 期限内に食べるようにする。
- 開封後は、期限に関わらず速やかに消費する。
- 冷蔵庫を過信しない。
- 冷凍庫で保存する。
- 加熱してから食べる。
出典:リステリアによる食中毒(厚生労働省)
それに、温かいスープであれば
身体を冷やす心配もありませんしね♪
冷製スープを飲みたい妊婦さんは
体を冷やし過ぎないように気をつけましょう。
妊婦さんは野菜スープを飲んでもOK。
しかしです。
妊娠中に野菜スープを飲む際に
知らないと危険な注意点があります。
↓
妊婦が野菜スープを飲む時の注意点
妊婦さんが野菜スープを飲む時は
次のことに気をつけましょう。
- 味付けを濃くしない
- 色々な野菜をバランスよく
- ほうれん草の茹で汁は使用しない
これらの注意点について以下で解説していきます。
味付けを濃くしない【妊婦が野菜スープを飲む時の注意点】
妊婦さんが野菜スープを作る時は、
味付けを濃くし過ぎないように気をつけましょう。
しょっぱくし過ぎてしまうと、
妊娠高血圧症候群などの病気を引き起こすリスクが高まります。
色々な野菜でバランスよく【妊婦が野菜スープを飲む時の注意点】
妊婦さんが野菜スープを飲む時は
色々な野菜を入れてバランスよくしましょう。
ジャガイモだけのスープを飲み続けても
栄養が偏りますし、体重の増加にもつながります。
緑黄色野菜を中心に、食物繊維や
ビタミンなど栄養のバランスを考えながら
色々な野菜を使いましょう。
その時期の旬の野菜を入れるのも良いですよね♪
ほうれん草の茹で汁は使用しない【妊婦が野菜スープを飲む時の注意点】
妊婦さんが野菜スープを作る時は
ほうれん草のゆで汁を使用するのは控えましょう。
生のほうれん草には、
カルシウムの吸収を阻害したり、
結石や骨粗しょう症を引き起こす
シュウ酸という成分が含まれています。
このシュウ酸は、
ほうれん草を茹でることで流れ出ます。
しかしその茹で汁には
流れ出たシュウ酸が含まれているので、
その茹で汁を使用することは控えましょう。
最後に
妊婦さんが野菜スープを飲むと危険なのか、
妊娠中に野菜スープを飲む時の注意点なども
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!