授乳中に生ハムを食べると危険？【母乳期間中の食べ物の注意点】

「妊娠中は我慢していた生ハムが食べたい！」

「授乳中は生ハムを食べてもいいの？」

 

妊娠の期間はあまり食べない方が
良いと言われていた生ハム。

授乳中に生ハムを食べると
乳幼児に影響があるのでしょうか？

 

この記事では
授乳中に生ハムを食べると危険なのか？
授乳中に生ハムを食べる注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。

授乳中に生ハムを食べても大丈夫？

 

結論から言います。
授乳中に生ハムを食べてOKです！

 

妊娠中、生ハムを食べることは
控えた方が良いと言われていました。

その理由は、リステリア菌や
トキソプラズマ菌などの食中毒を
引き起こす可能性があるから。

もし妊娠中に食中毒に感染すると
流産を引き起こしたり、胎盤を通じて
視力障害や脳性まひなど赤ちゃんに
悪影響を及ぼす危険性があったのです。

 

では、授乳中に生ハムを食べて
万が一食中毒になった場合は、
母乳を通じて乳児にも被害が及んでしまうのでしょうか？

 

 

母乳を介して食中毒にはならない【授乳中に生ハムを食べると危険？】

授乳期には、母体で
もともと蓄えられている栄養分をもとにして
一定の濃度を保って母乳が作られています。

母乳が作られる乳腺は、
消化された食べ物が通る肝臓への血管や
リンパ管と直接つながってはいません。

 

そのため、食べ物の成分が
そのまま母乳として出るわけではないので、
もしも授乳中にお母さんが
食中毒になったとしても、母乳を介して
赤ちゃんに移行されることはありません。

 

授乳中に生ハムを食べる時の注意点

 

授乳中に生ハムを食べる時は
次のことに気をつけましょう。

• 食中毒のリスク
• 生ハムを食べる量

これらの注意点について以下で解説していきます。

 

食中毒のリスク【生ハムを食べる時の注意点】

授乳中に生ハムを食べる時は
食中毒に注意しましょう。

食中毒自体は、直接赤ちゃんの
健康へ悪影響を及ぼしません。

でもママが食中毒になることで
下痢や嘔吐となり、赤ちゃんの
お世話がままならなくなる可能性があります。

 

また授乳中は薬も制限されるので
治るのが遅くなる可能性もあります。

食中毒のリスクを減らしたいのなら
新鮮な生ハムを食べるなど、気をつけることが大切です。

 

生ハムを食べる量【生ハムを食べる時の注意点】

授乳中に生ハムを食べる時は
食べ過ぎないように気をつけましょう。

 

生ハムは薄くスライスされていて
食べやすいのが魅力の一つですが、
加工されていることで塩分が高いです。

 

１日の食塩摂取量は7g未満が
理想と言われています。

食塩は色々な食べ物に含まれていて、
食べ過ぎてしまうと高血圧や胃がんなどを
引き起こすリスクが高まります。

 

毎日生ハムを食べることは控えて
ときどき食べる程度にしておくと良いです。

 

最後に

 

授乳中に生ハムを食べると危険なのか
授乳中に生ハムを食べる時の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきました。