妊婦がジャスミンティーを飲むと危険？【妊娠中の飲み物(お茶)の注意点】
「妊娠中はお茶を飲まない方が良い？」
「妊婦だけどジャスミンティーが飲みたい！」
お茶には色々な種類があります。
女性に人気の健康茶である
ジャスミンティーを妊婦さんが飲むと
何か影響はあるのでしょうか？
この記事では
妊婦がジャスミンティーを飲むと危険なのか？
妊娠中にジャスミンティーを飲む時の注意点についても
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦がジャスミンティーを飲んでも大丈夫？
結論から言いますと、妊婦さんは
ジャスミンティーを飲んでOKです。
ジャスミンティーとは
中国の緑茶に乾燥させた
ジャスミン(茉莉花まつりか)の
花を混ぜた中国茶の一種です。
最近は日本でも人気があり、
コンビニやスーパーなどでもよく見かけますよね。
女性に人気のあるジャスミン茶は
飲むと次のような効果が期待できます。
- リラックス
- 美肌
- ホルモンバランスの改善
- ストレスの緩和
ジャスミン茶に含まれている
ベンゼルアセテートという成分は
脳に作用し、自律神経を緩和させると言われています。
妊婦がジャスミンティーを飲む時の注意点
妊婦さんがジャスミンティーを飲む時は
次のことに気をつけましょう。
- カフェインの過剰摂取
- 食事の時に飲まない
- 妊娠初期は控える
これらの注意点について以下で解説していきます。
カフェインの過剰摂取【妊婦がジャスミンティーを飲む時の注意点】
妊婦さんがジャスミンティーを飲む時は
カフェインの過剰摂取に気をつけましょう。
ジャスミンティーにも
カフェインが含まれています。
100mlあたり約10～20mgの
カフェインが含まれています。
妊娠中は1日に約200mgまでは
カフェインを摂取してもOKです。
↓
○英国食品基準庁（FSA）
2008( 平成20)年に、妊婦のカフェイン摂取に関して新たな助言を公表しています。妊婦がカフェインを摂り過ぎることにより、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとし、以前は300 mg を上限とすることが望ましいとしていましたが、新たな助言においては、妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで２杯程度)、に制限するよう求めています。また、高濃度のカフェインは自然流産を引き起こす可能性があることを示す証拠があるとしています。
出典：食品に含まれるカフェインの過剰摂取について(厚生労働省)
しかし他の食べ物や飲み物にも
カフェインは入っているので注意。
カフェイン量が気になる人は
紅茶ベースのものよりも
緑茶やウーロン茶ベースの
ジャスミンティーを選びましょう。
また最近ではデカフェの
ジャスミン茶もあるので、検討してみてくださいね♪
食事の時に飲まない【妊婦がジャスミンティーを飲む時の注意点】
妊婦さんは、ジャスミンティーを
食事の時に飲まないようにしましょう。
ジャスミン茶に限らず、お茶には
タンニンという成分が含まれています。
タンニンは体内の鉄と結びついて
「タンニン鉄」となり、鉄分の
吸収を阻害する作用があります。
そのため食事の際には、一緒に
ジャスミン茶などのお茶を飲まないことをオススメします。
妊娠初期は控える【妊婦がジャスミンティーを飲む時の注意点】
妊娠初期は、ジャスミンティーを
飲むことを控えた方が良いとされています。
理由は、ジャスミンに
子宮収縮の作用があるからです。
毎日大量に飲みすぎなければ
問題ないとは言われています。
それでも、特に流産リスクの高い
妊娠初期は、できるだけジャスミン茶を
飲むことは控えておきましょう。
最後に
妊婦がジャスミンティーを飲むと危険なのか、
妊娠中にジャスミンティーを飲む注意点についても
なるべく簡単にわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです！
