離乳食でこんにゃくを与えると危険?【赤ちゃん(乳児)の食べ物の注意点】
「離乳食でこんにゃくを与えても大丈夫?」
「コンニャクは乳児にいつから食べさせて良い?」
離乳食で蒟蒻(こんにゃく)を与えようと思った時、
本当に安全なのか心配になりますよね。
この記事では
離乳食でこんにゃくを与えると危険なのか?
離乳食でコンニャクを与える注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
離乳食でこんにゃくを与えても大丈夫?
こんにゃくとは、サトイモ科の
コンニャクイモから作られる食べ物です。
日本ではおでんやすき焼き、煮物など
さまざまな料理に使用されています。
また低カロリーで食物繊維も豊富な
ことから、ダイエット食品として
昔から評価が高いです。
しかし、離乳食で赤ちゃんにコンニャクを
与えるのは、様々な注意が必要です。
そのため基本的に
離乳食で蒟蒻を与えることはオススメしません。
離乳食でこんにゃくをオススメしない理由とは?
なぜ離乳食の期間中は
こんにゃくを与えない方が良いのか?
その理由は
主に次の2つが挙げられます。
- のどに詰まりやすい
- 消化に時間がかかる
これらの理由を、以下で解説していきます。
のどに詰まりやすい【離乳食でこんにゃくを与える時の注意点】
乳幼児にこんにゃくを与える時に
最も注意すべきなのが、
のどに詰まりやすいことなんです。
まだ歯の生えそろっていない赤ちゃんは
弾力のある蒟蒻を噛み切ることができません。
特に奥歯が生える前の時期に食べると、
丸ごと飲み込む可能性が高いです。
そのためコンニャクは、
離乳食期の赤ちゃんには積極的に
与える必要はない食品といえます。
消化に時間がかかる【離乳食でこんにゃくを与える時の注意点】
こんにゃくは、消化にも時間がかかります。
それは食物繊維が豊富なことなどが
理由に挙げられます。
また大人の場合でも、
こんにゃくを食べ過ぎてしまうと、
腸閉塞(ちょうへいそく)になる恐れがあります。
いつからコンニャクを与えても良い?【離乳食でこんにゃくを与えると危険?】
それでは、子どもにいつ頃から
こんにゃくを与えて良いのでしょうか?
蒟蒻には、
独特の歯ごたえと弾力があります。
1歳半以降から
少しずつ食べ始めることができますが、
歯が生えそろう3歳頃までは細かく刻んだ
コンニャクを与えるようにしましょう。
また食べる時は、
よく噛んで食べるように、声をかけながら
赤ちゃんのそばについているようにしましょう。
最近はこんにゃくを使ったゼリーなども
販売されていますよね。
でも小さな容器に入った一口サイズのものは、
赤ちゃんがそのまま噛まずに飲み込んでしまい
のどに詰まらせるケースがあります。
おやつで
コンニャクのゼリーを食べさせる場合は、
容器から取り出して小さいサイズに切り分けるようにしましょう。
最後に
離乳食でこんにゃくを与えると危険なのか
離乳食でコンニャクを与える注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきました。