赤ちゃんがくるみを食べると危険?いつから安全?【乳幼児期の離乳食の注意点】
「赤ちゃんはくるみをいつから食べて良い?」
「子どもにクルミを与える注意点はある?」
食べ応えのある”胡桃(くるみ)”は
離乳食として赤ちゃんに
食べさせても良いのでしょうか?
この記事では
赤ちゃんがくるみを食べると危険?
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
赤ちゃんがくるみを食べると危険?
「子どもにクルミを食べさせたい!」
「赤ちゃんにも胡桃を与えてみたい」
そう考えているママもいるかもしれません。
しかし、離乳食にくるみを使うことは
赤ちゃんの健康に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、乳児にくるみを食べさせることはオススメできません。
赤ちゃんにくるみをオススメしない理由
どうして赤ちゃんには
くるみを食べさせない方が良いのか?
クルミを始めたとしたナッツ類は、
次の危険性があるからです。
- 窒息の危険
- アレルギーが起こりやすい
- 消化されにくい
これらの危険性について以下で解説していきます。
窒息の危険【赤ちゃんがくるみを食べると危険?】
赤ちゃんがくるみを食べない方が
良いとされる一番の理由は、
窒息する危険性があるからです。
クルミは、見た目からもわかる通り
形がデコボコしていますよね。
薄い皮をむくとツルツルしていますが
噛まずに飲み込むと、のどに
引っかかる恐れがあるのです。
また乾燥しているナッツ類は、
水分を含むと少し膨らんで大きくなります。
つまりは乳幼児の細いノドにつまった
胡桃が唾液によって膨らみ、気道をふさいでしまうことがあるのです。
アレルギーが起こりやすい【赤ちゃんがくるみを食べると危険?】
クルミなどのナッツ類には
くるみアレルギーの症状が
現れる場合があります。
胡桃アレルギーには
次のような症状があります。
- じんましん、湿疹
- 下痢や腹痛
- おう吐
- 充血
- 口やノド、目のかゆみ
- 呼吸困難
- 鼻水や鼻づまり
またアレルギー反応がひどい場合は
アナフィラキシーショックと呼ばれる重篤な症状があられることもあるのです。
消化されにくい【赤ちゃんがくるみを食べると危険?】
くるみには
多くの脂質が含まれています。
赤ちゃんの未発達な胃腸では
脂質の多い胡桃は消化されにくく下痢や腹痛を起こす場合があります。
子どもにはいつからくるみを食べさせていい?
それでは、いつ頃から
くるみを食べさせても良いのか?
小さく砕いたクルミであれば
1歳以降に食べさせても良い
という意見があります。
しかし消費者庁では、
3歳になるまで食べさせない
ことをオススメしています。
医療機関から消費者庁へ、3歳未満の子どもの事故報告が多く寄せられています。こうした事故を防ぐため、主に以下のことに注意しましょう。
- 豆やナッツ類は、3歳頃までは食べさせない。
- 小さく砕いた豆やナッツ類も食べさせない。
参考:Vol.386 豆やナッツ類は3歳頃までは食べさせないで!(消費者庁)
クルミなどのナッツ類は
3歳未満の子どもにとって
誤嚥の危険性が高い食べ物なんですね。
最後に
赤ちゃんがくるみを食べると危険か
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです!