マタニティブルーとは何か?【症状をわかりやすく徹底解説】
「マタニティブルー」を
あなたは知っていますか?
「耳にしたことはある」という人は
多いと思いますが、具体的な症状や時期などを
理解している人は少ないのではないでしょうか?
この記事では
マタニティブルーとは何か?
症状などをわかりやすく徹底解説していきます。
マタニティブルーとは?
「赤ちゃんが産まれて嬉しいはずなのに
イライラが止まらず、涙も出る…。」
出産後の母親に起こる
さまざまな鬱(うつ)の症状や不安神経症状の
総称を「マタニティブルー」と言います。
正式には「マタニティブルーズ」と言います。
涙もろくなったり、孤独や不安を
感じたりと、感情が不安定になるのです。
産褥婦(さんじょくふ)の半数が体験し
産後1か月程度で解消していくことが多いです。
※産褥婦…妊娠や分娩後、
体が妊娠前の状態に復帰するまでの
期間の女性を指します。
どうしてマタニティブルーは起こるの?
どうしてマタニティブルーは
起こるのでしょうか?
それは女性ホルモンが
影響していると考えられています。
妊娠中にたくさん分泌されていた
女性ホルモンが出産後に急激に減少します。
この女性ホルモンの変化が、
精神状態になんらかの影響を
与えているのが原因とされています。
そのためホルモンバランスが落ち着けば
自然と治ることが多く、育児ノイローゼと
比べると、より短期間で一過性の症状だそうです。
マタニティブルーの症状
一般的に多くみられる
マタニティブルーの症状はこちらです。
- すぐにイライラする
- 気持ちが落ち込み気味
- 涙もろくなる
- 無気力状態が続く
- 様々なことに興味を持てない
- 何をしてもつまらない
- なかなか眠れない
- 人との交流がおっくうになる
- 過食や拒食など食欲にムラがある
- 性欲、食欲、睡眠欲が減退
マタニティブルーに陥ると感情を
コントロールできなくなってしまい、
感情の起伏が激しくなってしまいます。
しかし
ほとんどの人は10日~2週間で治るので
必要以上に心配することはありません。
マタニティブルーの対応策
マタニティブルーの対応策として
一番は周りの人に助けてもらいましょう。
不安を一人で抱え込むと、
どんどん気持ちは落ち込んでしまいます。
パパや友達に話を聞いてもらうだけでも
気持ちが少しは楽になると思います。
また育児を完ぺきにこなそうとする
「完璧主義なママ」ほど、うつ症状に
なりやすいと言われています。
たまには赤ちゃんを実家にお願いして
気分転換をするなど、周囲の人に
できるだけ甘えることが一番の対応策といえます。
最後に
マタニティブルーとは何か?
症状などをわかりやすく徹底解説していきました。
最近では、産後前の妊娠中のうつ状態も
マタニティブルーと呼ばれています。
これからの子育てを不安に感じる人も
多いですが、無理をしないでできるだけ
周囲の人にも理解してもらうことが大切です。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!