妊婦が目薬を使うと危険?
「妊娠に気づかず目薬を使っちゃた!」
「妊婦は目薬も使わない方が良いの?」
妊娠中に、独断での薬の使用は
してはいけないと言われています。
妊婦さんは「目薬」も使用すると
赤ちゃんに影響が出てしまうのでしょうか?
この記事では
妊婦が目薬を使うと危険なのか?
目薬を使う時の注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
妊婦が目薬を使っても大丈夫?
結論から言います。
妊婦さんはお医者さんに
相談した上で目薬を使用しましょう。
目薬は、量的に微量であることや
全身への移行は少ないことなどから、
胎児への悪影響は非常に少ないと考えられています。
飲み薬よりもくすりの成分が血液中に
入りにくいので、飲み薬よりもおすすめです。
それでも中には妊娠中に摂取しない方が
良い成分が含まれているものもあります。
また完全に安全性が
証明されているわけではありません。
そのため妊婦さんは、必要最小限の
目薬にした方が無難と言えます。
また目薬や点鼻薬の種類に関しても、
病院で相談をした上で処方してもらうと良いでしょう。
どうして妊娠中に薬はダメなの?
どうして妊婦さんは、
薬を使用してはいけないのでしょうか?
それは薬の催奇形性が問題となります。
催奇形性とは、子どもに
奇形を作ってしまうことです。
また妊娠4週から12週は、
赤ちゃんの器官形成期であり
形態異常発生期にあたります。
妊娠2か月~3か月の妊婦さんは、
特に薬の使用には慎重になる必要があるのです。
妊婦が目薬を使う時の注意点
妊婦さんが目薬を使用するときは
次のことに気をつけましょう。
- 1か月で使い切る
- 自律神経に作用するものは避ける
これらの注意点について以下で解説していきます。
1か月で使い切る【妊婦が目薬を使う時の注意点】
目薬には使用期限があります。
開封後はどんどん汚染されていくので
開封した目薬は1か月で使い切りましょう。
また目薬の保管方法も大切です。
用法、用量だけでなく、保管方法も
確認をして、しっかり管理をしましょう。
自律神経に作用するものは避ける【妊婦が目薬を使う時の注意点】
妊婦さんが目薬を使用するときは
自律神経に作用するものは避けましょう。
交感神経や副交感神経に作用する薬や
プロスタグランディン製剤、
炭酸脱水酵素阻害剤などは、妊婦さんが
特に避けた方が良い薬と言われています。
最後に
妊婦が目薬を使うと危険なのか?
目薬を使う時の注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!